目次
はじめに
夏休みの勉強は、学校の時間割のようにスケジュールが決まっていないため、「夏休みに勉強しなくなって休み明けの授業についていけなくなるのでは」と不安に思う保護者様もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、「塾に通っているけれど、夏期講習だけほかの塾にいってもいいの?」といった質問もよく聞かれます。
塾の夏期講習は、かしこく利用すれば、苦手克服だけでなく成績アップも目指せます。
この記事では、夏期講習の内容やメリット、選ぶポイントを解説します。
塾の夏期講習はいつから?受講するメリット
塾の夏期講習とは、学校の夏休み期間に開催される特別講座のことで、通常の授業とは別で開催されます。夏期講習の内容は塾によって異なり、1学期の学習内容の復習や2学期の授業の先取り、苦手科目の克服、入試対策などが挙げられます。
塾の夏期講習はいつから?
夏休みの始まる7月中旬~下旬ごろから始まり、8月中旬~下旬までの期間で開催されることが多いです。1週間または2週間の短期集中型の講習が組まれる塾もあります。
夏期講習の受講生募集は、6月上旬から始まることが多く、夏休み前には定員に達して受付を終了している場合もあるので、受講したい場合は早めにスケジュールを確認しておくとよいでしょう。
塾の夏期講習を受講するメリット
夏期講習の最大のメリットは、学校のない夏休みの間でも継続して勉強に取り組むことで学習時間を確保できるため、授業の遅れを取り戻したり、休み明けの学習スタートがスムーズにすすめられることです。ほかにも以下のようなメリットがあります。
・短期間で集中的に学習することができ、学力アップにつながる
・新しい友達を作ったり、勉強に対するモチベーションアップが期待できる
・受験対策で受講する場合、自分の学力やレベルに合った学校選びの相談をしたり、最新の情報を集めたりできるため、目標を設定して学習に取り組める
・一時的にその塾の塾生と見なされるので、自習室の利用や講師やチューターへの学習相談などの塾ごとに持っているサービスを受けられる
・講習を受講後に塾に入会する場合、入会金が安くなるなどの特典が付く場合がある
子どもにとって長期休暇は、生活習慣が乱れたり勉強することがだらけてしまったりしがちです。だからこそ夏期講習を利用することで、自然と無理のない学習習慣が身につきそう
塾の夏期講習を選ぶときのポイント
夏期講習を選ぶときのポイントは、自分の目的やレベルに合ったものを選ぶことが重要です。具体的なカリキュラムや指導形態、日程、費用、対象とする生徒などは塾によって異なるため、自分のニーズにピッタリ合った夏期講習なのかどうかを見極めることが求められます。
・通う目的を明確にする
受験対策が目的なら、講座内容にレベル別・志望校別の対策があるものを選ぶとよいでしょう。塾によっては各生徒に合ったカリキュラムの作成や、志望校決定のためのアドバイスを受けられます。
学校の授業対策が目的なら、授業の予習・復習ができる夏期講習がおすすめです。苦手科目の克服や先取り学習ができる講座を選ぶことで、2学期からの授業にそなえられます。
・指導スタイルを確認する
学習塾には、個別指導型と集団指導型の2つがあるため、受講の目的に合わせて選択するといいでしょう。苦手を克服したい、自分の課題に合わせた指導を受けたいと考えているなら、一人ひとりに合わせて丁寧な指導を受けられる「個別指導型」がおすすめです。
・ニーズに合わせて選ぶ
成績アップを目的に夏期講習に通うなら、目指すレベルの指導を受けられる塾を選ばなければ意味がありません。自分のニーズに合わせて、通う生徒のレベルや講習内容の難易度を確認するなど、比較検討することが大切です。
夏期講習だけ違う塾で受講することはできる?
夏期講習は、通常の授業とは別に開催されるため、他の塾の夏期講習に参加することは可能です。
ただし、「いま通っている塾がある」というお子様は、通っている塾のカリキュラムから後れを取ってしまうことがないよう、スケジュールを確認しておく必要があります。また、費用の負担が増えるため、料金のシミュレーションをしておくとよいでしょう。
また、「いま塾には通っていないけれど検討中」というお子様なら、夏期講習は割引があるなどお得なキャンペーンを行う塾が多いため、塾の雰囲気を知るよいきっかけになるでしょう。
まとめ
夏期講習は、夏休みの期間に集中して、計画立てて学習に取り組める貴重な期間です。夏休みの過ごし方で、2学期以降の勉強に差が出てくるといっても過言ではありません。
東京・神奈川・埼玉に教室がある代々木個別指導学院の2023年夏期講習会は、6月上旬より申し込みがスタートします。「塾に通うのを検討している」「ほかの塾に行っているけど興味がある」という方は、ぜひ講習内容をチェックしてみてくださいね。