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2023.09.20 コラム

暗記の方法とコツを覚えよう


はじめに

暗記は、勉強やテスト対策をする上で必要不可欠なスキルです。暗記の方法とコツを学ぶだけで、勉強時間を短縮できるだけでなく、大幅な得点アップも期待できます。

また、大人になってからも仕事や資格取得などで、暗記力が求められる場面は多くあります。

しかし、「自分にあった暗記法がわからない」「覚えたつもりでも、すぐに忘れてしまう」と暗記に苦戦している方も多いのではないでしょうか。

実は、脳や記憶にはメカニズムがあり、それらを理解して勉強に取り入れれば、暗記力を向上させることは難しくありません。

今回は、短時間で効率的に暗記する方法を具体的に説明します。さらに、科目ごとに暗記のコツも紹介するので「暗記が得意になりたい」という方はぜひ参考にしてください。

 

勉強で暗記が必要な理由

試験や小テストなど、学校の勉強には暗記を求められる場面が数多くあります。しかし、それは単に丸暗記させるのが目的ではありません。

知識や学習を深める上で、なくてはならない勉強の土台を作るためなのです。

単語や文法が分からなければ英語は話せず、公式を知らなければ数学の問題は解けません。

学校の勉強はしっかりと基本を覚えることが前提となり、授業が進められます。暗記は、学習の基盤を築く重要な最初のステップなのです。

また、テストでは漢字や英単語などの「覚えれば解ける問題」も多く、暗記の方法をしっかり押さえれば点数が上がりやすくなります。勉強に苦手意識があるお子様のモチベーションアップも期待できますよ。

 

短時間で効率よく暗記する方法

脳は、情報を記憶すると神経回路を形成します。この回路は、同じ情報を何度も繰り返し暗記することで強化され、内容を忘れにくくします。短時間で効率よく暗記するためには、この「記憶の仕組み」を理解して応用することが重要です。

暗記の方法の具体例として、以下のような方法がおすすめです。

 

・アクティブラーニングを取り入れる

読む・見るといった受動的な勉強だけではなく、ノートにひたすら書き出していく、他の人に自分の言葉で説明するといった「行動をともなう勉強」をすることで、脳により印象深く記憶させることができます。

また、簡単な運動と一緒に暗記するのもおすすめです。歩いたりスクワットしたりといった軽い運動は気分転換になるだけでなく、適度な刺激と新鮮な酸素で脳が活性化して、暗記力が高まります。

 

・身近な物と結びつけて覚える

暗記をする際、まったく知らない物はどう覚えていいかもわからないですよね。そんな時は、関連する情報やイメージを使い暗記対象を結びつけて覚えます。

例えば、英単語の「contact(接触)」は「コンタクトレンズは目と接触させて使うから“コンタクト”」のように、身近な物と関連付けて覚えることで、記憶を定着させ思い出すきっかけを作ります。

 

・少し時間をおいて復習する

脳は1度覚えたことでも、1時間後には約56%を忘れ、1日後には約74%を忘れてしまいます。これを防ぐには、忘れそうなタイミングでもう一度暗記しなおすことが大切です。

脳科学的に理想的な復習のタイミングは、「1回目→24時間以内、2回目→その1週間後、3回目→その2週間後、4回目→その1ヵ月後、5回目→その2ヵ月後」とされています。

 

・適切な睡眠をとる

受験勉強やテスト前には、ついつい睡眠時間を削って勉強に充ててしまうことがありますよね。

しかし、睡眠不足になると記憶が定着しにくくなるだけでなく、集中力も下がって勉強の妨げになってしまいます。最低でも、6時間の睡眠時間を確保するよう心がけましょう。

 

【科目別】暗記の方法とコツ

・国語

漢字の暗記は、実際に何度も書いて覚えましょう。その際、漢字だけを書くのではなく、例文を自分で考えて書くのもおすすめです。古典や漢文に関しては、繰り返し音読して全文を暗記することで、古文単語や文法も覚えやすくなります。

・数学

数学は「公式」の暗記が必要です。ただし、公式をただ単に暗記するのではなく、問題を解く過程で使いながら覚えるのが重要です。教科書や問題集の基本問題を繰り返し解くことで、「どのような問題でどの公式をどう使うか」を実践を通して身につけます。

・英語

単語の意味やスペルを覚えるためには、単語カードやアプリを利用すると便利です。また、教科書や例文の文章を丸暗記するのもおすすめです。文法が身につくだけでなく、単語力もあがります。

・社会

地図や相関図などの視覚的な要素は、自分で同じ物を書き写すことで覚えやすくなります。苦手な方も多い年表は、ゴロ合わせで覚えましょう。ゴロ合わせの本やWebサイトもあるので、ぜひチェックしてみてください。

・理科

用語を丸暗記するのではなく、基礎的な概念や法則を理解して覚えることが重要です。公式や現象がなぜそうなるのかを考えて覚えるようにしましょう。また、実験手順や反応式などは、自分で手を動かして実際に行うことで覚えやすくなりますよ。

 

まとめ

「暗記を制する者はテストを制する」といっても過言ではないほど、暗記は学習において重要なポイントです。今回は、なぜ勉強において暗記が必要なのかと、効率よく暗記するためのコツを科目ごとに紹介しました。脳のメカニズムを理解し、積極的に学習に取り入れることで勉強の効率をアップさせましょう。

今回紹介したコツは、どれも簡単に実践できるものばかりですので、記事を参考に自分に合った暗記法を見つけてくださいね。

東京・神奈川・埼玉に教室がある代々木個別指導学院では、子ども一人ひとりに合わせた苦手科目・単元集中学習プランを用意し、「書いて覚える」暗記の仕方やコツも指導しています。「覚えられないのをなんとかしたい!」とお考えの保護者様は、ぜひ一度足をお運びください。

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