苦手科目のおすすめの勉強方法を徹底解説!成績アップに効果的な学習は?
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国語・数学(算数)・理科・社会・英語。
生徒一人ひとり、得意な科目もあれば、苦手科目もあります。
得意科目に積極的に取り組み、自分の好きなことや得意な分野を伸ばすことは非常に重要ではありますが、定期テスト対策や志望校合格という目標に向かって頑張りたい場合には、苦手科目もしっかりと対策していく必要があります。
そこで今回は、「苦手科目の勉強方法がわからない」、「苦手科目も絶対勉強しないとだめなの?」という疑問を解決します。
どうして苦手と感じる科目が生じてしまうのか、またどのような勉強方法が苦手科目の効率的な克服に有効なのかについてご紹介していきます。
苦手科目の勉強方法がわからず悩んでいる生徒や、お子様の勉強嫌いに悩んでいる保護者様は必見です。
目次
そもそもなぜ苦手科目と感じてしまうのか
苦手科目の勉強方法を確認する前に、「なぜその科目を苦手と感じてしまっているのか」を自己分析してみましょう。
自分が苦手科目に感じている意識を認識することによって、効率的な学習方法に気が付くことができます。
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苦手科目と感じる理由①授業や教科書の内容がわからない
授業を聞いたり、教科書を読み返したりしてみても「どうしてこの公式が成り立つのか、わからない」、「文法を解説されても、そもそも助詞の役割がわからない」というように、公式や文法の基礎が理解できていないと、授業や教科書を理解することができません。
そもそも授業や教科書で使われる公式や文法の根本を理解することなく授業が進んでしまったが故に、苦手意識を抱いてしまっているパターンです。
対策:基礎から徹底的に復習
このケースの場合には、現在学校で習っている単元から勉強を始めるのではなく、教科の一番初めに戻り、リターン学習を進めていくことが大切になってきます。
公式の成り立ちや文法の構成要素など一つひとつの基本を確認し、スモールステップで学習を積み重ねることによって、教科自体への理解が深まり、苦手克服の突破口になります。
しかし、一度わからなくなってしまった単元や科目は、「どこまで戻ってリターン学習をすればよいのか」、「教科書だけでは理解できない部分をだれに質問すればいいのか」と悩んでしまい、自分一人の力で解決することは困難です。
個別塾を利用してプロの視点で必要な学習内容を判断してもらい、一歩一歩進むことで、着実に基礎学力を身につけていきましょう。
苦手科目と感じる理由②テストで点数がとれない
「学校の授業を聞いて内容は理解しているはずなのに、テストでは点数がとれない」という場合に、苦手科目と感じてしまう可能性があります。
このケースでは、本当の意味で理解ができているのではなく、「わかったつもり」のままになってしまっている単元があるのかもしれません。
学校の授業を聞くことで、「なんとなくわかったから大丈夫」、「理解できた気がするから次からは解けると思う」と感じていても、実際に問題を解くと間違えてしまうというパターンです。
このようなケースに心当たりがある場合、「わかったつもり」を放置していることが、テストで点数が上がらない原因かもしれません。
「テストで点数がとれない=苦手」ではなく、「テストで点数がとれない=わかったつもりになってしまっている」という意識を持ち、何度も復習するようにしましょう。
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「わかった」と「絶対解ける」が勉強の目安
「わかったかも」、「できるかも」という段階で次の単元に進んでしまうと、知識がきちんと定着していないために「やっぱりテストで点数がとれない」、「私はこの科目が苦手なんだ」とネガティブなサイクルに陥ってしまいがちです。
負の連鎖を起こさないためにも、教科書を読んだり授業を聞いたりしてわかったような気がする単元は、すぐにいくつかの問題演習に取り組んで、本当に自分が理解できているのかを確かめましょう。
問題を解く過程で手が止まってしまったり、なかなか答えが合わない場合は、どこかで理解が追いついていないかもしれません。
個別塾で問題を解く様子から講師に理解度の定着を判断してもらい、「わかった」、「絶対解ける」という段階にまで理解度を上げていきましょう。
また一度解けるようになった単元も、数カ月に一度は問題演習に取り組み、忘れてしまっている解法はないか、やはり理解できていなかった部分はないかの確認を行うという勉強方法で、苦手科目の対策を行っていきましょう。
苦手科目と感じる理由③教科担当の先生と相性が悪い
特に中学校や高校で特定の科目が苦手科目であると感じている場合、教科を担当してくれる先生との相性があまりよくないという可能性も考えられます。
もちろん小学生の場合でも「担任の先生の説明がわかりにくい」と感じてしまうことは、決して珍しくありません。
科目が苦手なのではなく、授業を行う教師が苦手なだけで、しっかりと学習を進めていくことができれば、あっという間に得意科目になります。
科目が苦手なのか、担当教師と合わないだけなのかを明確にしましょう。
学校以外の場所でしっかりとフォローを
主要科目の学習は、いずれの単元も勉学の基礎となるとても重要な内容です。
前の学年で学習した内容を発展させながら知識を深めていく構成の学習カリキュラムになっているため、どこかで知識が抜け落ちてしまっている部分や単元があると、雪崩のように「わからない」が連鎖し、科目自体を苦手に感じてしまいやすくなります。
そのため、「学校の先生の話し方が聞き取りづらい」、「今年度はテストの成績が悪い」という場合には、学校の先生が代わるのを待つのではなく、個別塾をうまく活用しながら、しっかりと知識を習得し、次年度の学習につなげていくことができるような勉強方法を取り入れていきましょう。
「学校の先生の教え方が良くないからわからない」を放置してしまうと、それがいずれ苦手科目になってしまう可能性もあります。
非常にもったいないので、学校以外の場所で学べるような対策を行うことがおすすめです。
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苦手科目の勉強方法は個別塾がベスト!
苦手科目ができてしまう原因と、すぐに取り入れるべき対策について簡単にご紹介いたしました。
苦手科目が生じてしまう理由はほんの些細なことではありますが、自分自身が「この科目は苦手だ」と思いこんでしまうと、苦手意識のほうが先行してしまって、勉強に取り組む気力が失われてしまいがちです。
苦手になりそうな科目に悩まされている状態の生徒も、すでに苦手科目に手を焼いている生徒も、苦手科目の勉強方法としてもっともおすすめの方法は個別塾への通塾です。
個別塾なら「自分のペースで学習できる」
個別塾の大きなメリットの一つが、学習指導要領や集団塾のカリキュラムに制限されることなく、自分が必要な内容を、自分のペースで学ぶことができる点です。
特に苦手科目に関しては、他の教科よりも時間をかけて丁寧に学習する必要があったり、理解が定着していない部分に何度も挑戦する必要がありますが、学校や集団塾ではそのような時間が確保できないケースがほとんどです。
個別塾であれば、自分のペースで何度でも同じ問題を解きなおすことができるので、しっかりと理解が定着するまで学習することができます。
また、問題を解いている様子を目の前で講師が見守ってくれますので、自分でも気が付いていなかった解き方の癖や理解できていないポイントに気付きやすくなり、効率よく学べる勉強方法だと評判です。
代々木個別指導学院では問題演習を重視しています
学校や集団塾では授業中に解説を行い、宿題という形で問題演習に取り組むように指示されます。
しかし、解説を聞いてすぐに問題に挑戦したほうが、理解は定着しやすいです。
そのため、代々木個別指導学院では、講師によるマンツーマンの解説のすぐあとに問題演習に取り組む勉強方法を取り入れることによって、授業内で「わかった」、「絶対解ける」と自信を持つことができる段階にまで指導していきます。
個別塾なら「自由に学べる」
通塾日程が固定されている集団塾とは異なり、個別塾であれば部活動や学校のスケジュールに合わせて自由に通塾する日時を決めることができます。
また講師に関しても個別指導の経験が豊富な講師陣のなかから、相性の良さや解説のわかりやすさなど、自分にとって成績向上につながる講師を選択し、指導をお願いできるという特徴があります。
代々木個別指導学院なら頼れる総合学習アドバイザーがサポート!
代々木個別指導学院には、個別指導のプロフェッショナルである総合学習アドバイザーが在籍しています。
生徒一人ひとりの学習状況や苦手を分析して「キミ専用カリキュラム」を作成することで苦手科目の勉強を支えるのはもちろんのこと、講師の指導や勉強の進み具合を確認して、着実に勉強の効果が出るように随時サポートしていきます。
保護者様とも連携を取りつつ、苦手科目の克服につながる勉強方法と学習カリキュラムを指導することで、成績アップはもちろんのこと、中長期的に見ても正しい勉強方法を身につけ、自分で考えることができる力、そして最後までやり遂げる力を身につけることができるような仕組みになっています。
苦手科目の勉強方法は代々木個別指導学院におまかせ!!
どうして特定の科目に対して苦手意識をいだいてしまうのか、また、苦手科目にはどのような勉強方法が有効なのかについてご紹介いたしました。
様々な要因で「この科目、苦手だな」、「苦手科目だから勉強したくない」というような意識が芽生えてしまうことがありますが、原因をしっかりと分析して正しい勉強方法で学ぶことによって、一気に成績アップを叶えたり、得意科目になったりする可能性があるのが、苦手科目の特徴です。
苦手科目を「得意」や「絶対解ける」と自信を持てる状態に変えていくためには、個別塾を活用しながら自分のペースで向き合う勉強方法がおすすめです。
代々木個別指導学院なら、生徒一人ひとりのペースでじっくりと苦手と向き合って対策、克服することができます。
苦手科目の克服を目指す勉強方法を知りたい方は、お近くの代々木個別指導学院までお気軽にお問い合わせください。
東京大学卒業後、小中高生向けの通信教育事業に携わり、その後、大手出版社にて数々の参考書や辞書に編集に携わる。現在は都心に住む小中高生向けの塾選びのアドバイザーとしても活躍中。
■経歴
1967年 6月 高知県生まれ
1986年 3月 土佐高等学校 卒業
1986年 4月 東京大学教養学部文科1類 入学
1988年 4月 東京大学法学部第3類(政治コース)進学
1992年 3月 東京大学法学部第3類(政治コース)卒業
1996年 2月 株式会社増進会出版社 入社/通信教育事業部、株式会社ゼット会出版 書籍編集部にて勤務
2005年 2月 増進会出版社 退社
2005年 3月 株式会社三省堂 入社/辞書出版部 外国語辞書編集室、学参・教材出版部にて勤務
2021年10月 三省堂 退社
■これまでに編集を担当した書籍
『速読速聴・英単語Core 1800 ver.2』松本茂, 藤咲多恵子, Robert L. Gaynor, Gail K. Oura著、松本茂監修(Z会出版)2003年
『速読速聴・英単語Advanced 1000 ver.2』松本茂, 藤咲多恵子, Robert L. Gaynor, 古瀬哲也著、松本茂監修(Z会出版)2004年
『ウィズダム英和辞典 第2版』井上永幸・赤野一郎 編(三省堂)2007年
『財務情報英和辞典』菊地義明 著(三省堂)2008年
『デイリーコンサイス英和辞典 第8版』三省堂編修所 編(三省堂)2009年
『デイリーコンサイス和英辞典 第7版』三省堂編修所 編(三省堂)2009年
『ビジネス時事英和辞典』菊地義明 著(三省堂)2010年
『ビジネス実務総合英和辞典』菊地義明 著(三省堂)2010年
『グランドセンチュリー和英辞典 第3版』小西友七 監修/岸野英治 編(三省堂)2011年
『新しい常用漢字と人名用漢字』安岡孝一 著(三省堂)2011年
『ウィズダム英和辞典 第3版』井上永幸・赤野一郎 編(三省堂)2013年
『ウィズダム和英辞典 第2版』小西友七 監修/岸野英治 編(三省堂)2013年
『英語反意語辞典』富井篤 編(三省堂)2014年
『デイリーコンサイス和英辞典 第8版』三省堂編修所 編(三省堂)2016年
『グランドセンチュリー和英辞典 第3版 新装版』小西友七 監修/岸野英治 編(三省堂)2017年
『ウィズダム和英辞典 第3版』岸野英治 編(三省堂)2019年
『読解力と表現力を高めるSDGs英語長文Core』竹下厚志 著(三省堂)2020年