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目次
勉強に集中できないとき
テストや試験の前はもちろん、成績を維持するためにも学習習慣を身に付けておくことはとても大切なことです。しかし、勉強に集中できなければ学習したことを理解するのは難しいかもしれません。
しかし、「勉強を始めると、どうしても注意散漫になってしまう」と悩んでいるお子様も多いのではないでしょうか。
ここでは、勉強に集中できない理由や対処法、工夫した学習方法などを紹介します。
勉強に集中できない理由
効率よく学習するためには、勉強に集中しなければなりません。しかし、「集中しなくては」と頭でわかっていても、つい他のことに気を取られたり違うことを始めてしまったりするお子様は少なくありません。
勉強に集中できない理由は一人ひとり違いますが、共通する主な要因はいくつか挙げられるのでチェックしておきましょう。
スマートフォンやSNSの普及
スマートフォンやSNSなど、身近な気晴らし要因が集中を妨げることがあります。よく使うデバイスやサービスの中には勉強に役立つコンテンツもありますが、ゲームやエンタメ動画など気が散る原因もあるため、集中力が低下する可能性があります。
ストレスや不安を感じている
学業や友人関係、家庭環境などさまざまな要因が、ストレスを引き起こすことがあります。周囲の期待やプレッシャーにより、「テストで良い点が取れるか」「試験に受かるだろうか」という不安を感じることもあるでしょう。
取り巻く環境や不安からくるストレスを感じると、自律神経が乱れてしまうため、学習への集中力が損なわれることがあります。
学習環境に問題がある
テレビや外部の騒音、人の出入りが激しいなど慌ただしい環境は、勉強に集中するのが難しくなりやすいです。人によっては音楽を聴きながら勉強することもあるかもしれませんが、騒音は単にうるさいだけなので、集中力の妨げになります。
基本的に、集中するには静かな環境が望ましいため、学習環境を見直してみましょう。
勉強するための明確な動機がない
学習内容に興味を持てない場合や、目標が明確でない場合、勉強に対するモチベーションが低下してしまいます。集中力を維持するには、「やる気」や「モチベーション」も必要になるので、勉強の目的を明確にすることが大切です。
睡眠が不足している
不規則な睡眠パターンや健康上の問題は、学習能力や集中力に影響を与えることがあります。体が十分な休息を取れていないと、集中力は著しく低下します。
集中力を欠く要因は個々のお子様によって異なりますが、学業への集中力を高めるためには、自己管理能力の向上、良好な学習環境の整備、健康な生活習慣の確立、興味を引く学習内容の選択などが重要です。
また、保護者が必要に応じてお子様のストレス管理や学習スキルの向上をサポートすることが大事です。
勉強に集中できないときの対処法
勉強は、ただ何時間もやれば良いというものではなく、短時間でも集中することが重要です。
ここでは、集中できないときの対処法を紹介するので、始められることから実践してみましょう。
①目標や計画を設定する
具体的な目標を設定し、それに向かってどのように学習を進めれば良いか計画を立てると、やるべきことが明確になるので集中力を維持しやすくなります。「勉強を頑張る」「5時間勉強する」など大まかな目標ではなく、「問題を10問解く」など小さな目標を設定し、達成したら段階的に目標を高くするなどしてみましょう。
②落ち着いた学習環境を整える
静かで快適な環境を整えることは、集中力アップに役立ちます。騒音や気が散る要因から遠ざかり、自分で集中しやすい環境を作り出しましょう。また、勉強場所を決めておくと、その場所に行けば「勉強スイッチ」が入りやすくなります。
③スマートフォンやSNSの利用を制限する
勉強中に気が散ってしまう可能性のあるスマートフォンやSNSは、利用時間を制限することが効果的です。勉強中はモバイルデバイスを切断する、休憩時間以外は見ないようにする、通知をオフにするなどの工夫で集中力を保つことができます。
④リラックスタイムを設ける
ストレスのせいで集中力が保てない場合は、リラックスタイムを設けるようにしてみましょう。リラックス方法は人によって異なりますが、長時間休みすぎると勉強に戻れなくなるので、短時間でできる方法を見つけておくのがベストです。
ストレッチや深呼吸、好きな音楽を聴く、10分だけゲームをするなどストレスを軽減するための時間を設けることで、勉強への集中力をアップできます。
これらの対処法を試しながら、集中力を高めるための努力を継続していきましょう。
工夫した勉強法で集中力アップ!
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集中力を高めるには、勉強する時間と休憩時間をバランスよく取ることが大切だといわれています。ポモドーロ勉強法では、勉強と休憩の区切りを管理できるので、集中力をアップすることができます。
まとめ
集中力というのは、気合いだけで維持するのは難しいものです。そもそも、人の集中力は長時間維持できないのが当たり前なので、ここで紹介した対処法の中から自分に合った方法を試してみましょう。
それでも集中できないようであれば、学習塾に通うという方法もあります。
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