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高校受験の内申点とは?分かりやすくご紹介

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高校受験の内申点とは?

高校受験の内申点とは、学期ごとに受け取る通知表の科目別評価とは異なり、中学校で学ぶ教科の習熟度を5段階評価で示す内申書(調査書)に記載される点数のことです。

 

内申点は高校受験の際、所属する中学校から受験先へと情報が共有され、試験とともに選考の判断を決める要素として使われます。担任が作成する内申書に記載され、学期別ではなく、学年ごとに評価が行われるのが特徴です。

 

内申点で勘違いしやすいのが、英語・数学・国語・理科・社会の5科目のみ対象だと考えることです。実際には主要5科目に加えて、美術・保健体育・音楽・技術も加味されるため、特定の科目に偏らずまんべんなく平均以上の評定を得ることが、高評価を受けるポイントです。

 

また、内申点の算出時期や方法は、地域によって異なるのが特徴です。

内申書に内申点が記載されるタイミングは「1年生の3学期(2学期制なら2学期)」「2年生の3学期(2学期制なら2学期)」「3年生の2学期(2学期制なら1学期)」末時点です。地域によって、どの時点の評定が合否の判断に使われるかも異なります。

 

そのため、早い段階で自分が住んでいる地域の内申点算出方法を把握しておくことが大切です。

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内申点の評価基準は?評価を上げるための方法

内申点の評価基準は2021年に導入された新学習指導要領によって新しくなりました。従来は「知識・理解」「技能」「思考・判断・表現」「学習・意欲・態度」の4要素から評価が行われており、変更後は「知識・技能」「思考力・判断力・表現力など」「学習に取り組む態度(主体性・人間性)」の3要素の評価となりました。内申点の新たな評価基準について、具体的な評価基準や評価を上げるコツをご紹介します。

 

知識・技能

各教科で学ぶ知識や考え方の理解度を測る項目です。たとえば数学なら公式を覚えているか、場面や使い方に問題がなく十分に使いこなせているかなどチェックします。

 

知識・技能の評価は学校の定期テストや小テストで行われ、テストの点数が内申点に直結します。出題範囲は授業の内容にとどまるため、日々の授業を休まず、真面目に先生の話を聞いていれば、一定の評価を得られます。テストの点数に紐づく定量評価とはいえ、当日に高得点を得られれば良いという姿勢で臨むのではなく、地道な努力も重要です。

 

思考力・判断力・表現力

自分の考えを適切に表現し、課題の解決につなげる力を意味します。インプットした情報のうち何を使えば良いか取捨選択する判断力、深い思考力、アイデアを他者にわかりやすく伝える表現力などが該当します。

 

評価ではグループディスカッションやレポート、授業中の発言などを加味して、総合的な判断が行われます。日頃から頭の中で情報を整理し、目の前の課題に対する適切な解決策を言語化する癖を付けておくと高評価につながります。

 

学習に取り組む態度(主体性・人間性)

学びに対する意欲や関心を測る項目で、学習改善に取り組めているか、学習に自分なりの考えや工夫を持って取り組んでいるかなどで判断されます。定性評価のため、意欲があれば誰でも高評価を受けられます。

 

評価者に学習意欲の高さを伝えるためには、当たり前のことを当たり前にこなすことが大切です。授業中は積極的に発言し、期限に遅れずに課題を提出するなどの学習態度を意識しましょう。

 

ほかに、部活動や委員会活動は評価に関係ないのでしょうか。

学業以外の課外活動については地域差が大きいのが現状です。ほぼ評価には使用しない都道府県や、参考材料の一つに考慮する都道府県など、扱いは地域によって異なります。

 

課外活動を合否判定に使用する場合でも、学科試験や内申点に比べれば評価に与える影響は少ないものです。入試で高得点を取れる自信がない人は、日々の学習態度や成果物の内容で高評価を得られるよう、戦略を立てるのがおすすめです。

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高校受験に内申点が足りないときできる対策

自分の成績では希望する内申点に及ばないと気付くと、焦りや不安を感じるかもしれません。過去の点数を変えることはできないため、他の方法で志望校からの評価を高められるポイントをまとめました。

 

高校受験の内申点が足りないときは他の要素でカバーする方法が一つの手です。内申書は「1.基本情報」「2.教科学習の記録」「3.出欠の記録」「4.特別活動」「5.行動の記録」「6.総合所見」の6要素で構成されています。教科ごとの5段階評価を記録する「教科学習の記録」以外で挽回が可能なのは「3.出欠の記録」「4.特別活動」「5.行動の記録」です。

 

内申書では出席日数も評価対象です。欠席や遅刻の回数が多すぎると内申の評価が落ちてしまいます。私立の推薦入試では一定の日数に達していないと、出願できない場合もあります。評価を上げたいなら無遅刻・無欠席が一番です。

 

中3の1年間だけでも休まず授業に出れば、学校から学習意欲を認められ、総合所見でも良い評価を受けられる場合があります。高校受験で内申点を武器にするには、学校の小テストや期末テストで高得点をたたき出すのが王道です。

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高校受験の内申点を上げたいなら・・・

代々木個別指導学院の生徒と講師

高校受験の内申点でアドバンテージを得るには、日々の学習態度や学校の小テストの成績が重要です。

「難し過ぎて授業についていけない」「他の生徒より一段上の学校を狙いたい」などと考える方は、学習塾の活用がおすすめです。

代々木個別指導学院ではお子さんの苦手な部分を把握し、胸を張って得意と呼べるレベルに伸びるまでサポートします。少しでも興味をお持ちなら、ぜひ無料相談にお越しください。

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