中学生の勉強の「やる気」を引き出す方法をご紹介
このページは約 12 分で読めます。有意義なページになっていますので、最後までご覧ください。
毎日学校の勉強、宿題、部活動、趣味など、中学生はとても忙しいですよね。
やりたいこともたくさんある中で、「もっと勉強に集中したいけど、なかなかやる気が出ない…」と感じる人も多いのではないでしょうか。
実は、勉強のやる気、つまり勉強のモチベーションを上げるためには具体的な方法が存在します。
そこで今回は、中学生の勉強のやる気を引き出すための具体的な方法をご紹介します。
【注目!】中学生に人気の無料体験・資料請求のご予約はコチラから⇒
目次
中学生の勉強のやる気がでない理由
中学生が勉強に対してやる気が出ない場合、その背景には様々な理由があります。
「勉強のやる気が出ない理由」を明確にしていくことが、勉強のやる気を出すためには重要です。
中学生に勉強のやる気が出ない理由を挙げてもらうと、「勉強が嫌いだから」、「宿題がめんどくさいから」、「やりたくないから」といったぼんやりした回答が多くなります。
だからこそ、そこで終わらせずに、「なんで勉強が嫌いなんだろう?」、「なぜ宿題はめんどくさいんだろう?」といった、もっと具体的な理由を掘り下げていくことが必要となります。
まずは、勉強のやる気が出ない理由やその原因を理解していきましょう。
以下に「勉強のやる気が出ない具体的な理由」の一例をご紹介します。
目標がない
勉強のやる気が出ない主な理由のひとつは、明確な学習目標の欠如、つまり具体的な目標がないことです。
目標がなければ、どんなに時間を使っても、何のために勉強しているのか、どこに向かっているのかが不明確になってしまい、どんどん勉強のやる気がなくなっていきます。
ゲームなどに没頭する中学生が多い理由のひとつには、「ゲームには目標がある」ということが挙げられます。
自発的に「レベルアップしたい」と感じるような目標設定を行うことで、勉強する理由が明確になり、勉強の意欲が湧いていきます。
学習計画があやふやになっている
勉強のやる気が出ない理由として、「具体的で実行可能な学習計画(勉強スケジュール)がない」ということも挙げられます。
どの科目や単元を、いつ、どのように勉強するのかということが明確に計画されていないと、なかなか勉強を始めることができません。
勉強計画や勉強スケジュールを作ることで、勉強へのやる気やモチベーションとは無関係に机に向かうことができるようになり、「勉強をするから勉強のやる気が出る」という好循環を作り出すことができます。
計画を立ててシステム的に勉強することで、徐々に成績が上がり、勉強のやる気も生まれてきます。
勉強環境の問題
勉強のやる気に大きく影響するのが学習環境です。
騒がしい環境や不快に感じる勉強スペースなど、集中することが難しい環境では、なかなか勉強のやる気を高めることはできません。
また、整理整頓されていない環境では、「あの参考書どこだったっけ?」、「この前のテストの解説プリントどこにしまったっけ?」と、学習ツールを探すだけで時間を使ってしまいます。
その間に勉強のやる気がなくなってしまい、せっかく机に向かったのに、気がついたら勉強をやめてしまうという状態になってしまいます。
だからこそ、快適で集中できる環境を整えることは、勉強へのモチベーションを保つ上で非常に重要といえます。
図書館の学習スペースを利用したり、自室の学習机や本棚の配置を見直してみるなど工夫を加えて、自分にとって勉強しやすい場所を確保することも環境づくりのポイントです。
自分に合わない学習方法に注意
学習方法が自分に合っていないと、学習効果が感じられず、やる気が出にくくなってしまいます。
勉強方法だけではなく、「まだわかってないのにどんどん先に進んでしまう」というのは、勉強のやる気を大きく低下させる要因となります。
有名な進学塾の有名講師であっても、その授業についていくことができなければ、やる気も出なければ成績も上がりません。
だからこそ、生徒自身に合った勉強方法を見つけることが、やる気を引き出す上で非常に重要なポイントとなります。
みんながやっている勉強法が自分にも合うとは限りません。
自分専用のカリキュラムで、一人ひとりに合った学習プランや勉強方法を取り入れることが大切です。
【おススメ関連コラム】中学生や高校生は塾を変えるってアリ?転塾の注意点やポイントを解説▶
中学生が勉強のやる気を引き出すための方法
中学生が勉強のやる気を引き出すための具体的な方法を5つご紹介します。
これら5つをすべて実行するのもよし、自分に合った部分だけ取り入れるもよし、勉強のやる気を引き出すヒントとしてご活用ください。
- 具体的な目標を設定する
- 目標達成の報酬(ご褒美)を用意する
- 勉強計画と勉強スケジュールを作成する
- 勉強をする環境づくりが重要
- わかるだけではなく「できる」を実感する
具体的な目標を設定する
勉強へのモチベーションを高めるためには、具体的かつ達成可能な目標を設定することが非常に重要です。
たとえば、「次のテストで数学80点以上」や「英語の単語を毎日20個覚える」といった明確な目標を立てることがポイントです。
自分が達成可能な(頑張ればできる)レベルの目標を設定することが大切です。
小さな目標を次々とクリアしていくことで、自信がつき、さらに大きな目標にチャレンジできるようになります。
このプロセスによって勉強のやる気はどんどんアップしていきます。
目標達成の報酬(ご褒美)を用意する
目標を達成したときに自分にご褒美を与えることは、モチベーションを維持する上で非常に効果的です。
「単語を20個覚えたら好きなお菓子を食べる」、「次のテストで目標点を取れたら好きな映画を見にいく」、など、ご褒美となるものは何でもいいので、達成感を感じられるような報酬(ご褒美)を用意することがポイントです。
勉強計画と勉強スケジュールを作成する
効率的に学習を進めるためには、勉強計画や勉強スケジュールの作成が必要不可欠です。
どの科目のどの単元を、どの日に、どれくらいの時間をかけて勉強するかなど、具体的かつ細かな勉強計画を立ててみましょう。
計画があれば、勉強のやる気がなくても計画に沿って机に向かうことができるようになります。
やる気があるから机に向かうのではなく、「机に向かうからやる気が出る」という生徒も多いです。
代々木個別指導学院では、自主的かつ主体的に勉強計画が作れるように指導を行います。
勉強をする環境づくりが重要
集中して勉強するためには、学習環境を整えることが大切です。
散らかっていたり、娯楽(ゲームや漫画など)が手の届く範囲にあるような環境では、なかなか集中して勉強に取り組むことはできません。
理想の環境づくりは、勉強のやる気を引き出し、勉強のきっかけを作る良い方法です。
わかるだけではなく「できる」を実感する
成績を上げるためには、「実際に問題を解ける」というレベルまで反復学習することがとても重要です。
わかったつもりになっているだけでは成績は伸びません。
成績が伸びないから、「勉強したって意味がない」と、勉強のやる気が低下してしまいます。
だからこそ、わかったつもりになるだけではなく、「できるまで勉強する」ことが勉強のポイントです。
【おススメ関連コラム】『診断方法』個別と集団どちらがいい?中学生の塾選びのポイント▶
勉強が「わかったつもり」で終わらせないためには?
理解したと思っていても、実際に問題を解いてみるとできないことはよくあります。
これは「わかったつもり」で終わってしまっている可能性があります。
勉強を始めて、ある程度「わかったつもり」になっていても、なかなかテストの成績が上がらず、結果的に勉強のやる気が低下してしまうという生徒は多いです。
だからこそ、重要なのは「わかったつもりで終わらせない」ことです。
「わかること」と、「できること」はまったく違います。
できるようになるまで勉強する。
できるようになるために「わかる」。
そんな勉強方法を身につけることで、初めて成績が上がっていきます。
代々木個別指導学院では、わかったつもりで終わらせず、できるまで反復学習することに力を入れています。
わからないところに戻ってはじめる「リターン学習」や、できるまで繰り返し反復する「反復学習システム」など、代々木個別指導学院ならではのメソッドで生徒に「できる」を実感してもらいます。
できるようになるから成績が上がり、成績が上がるからもっと勉強のやる気がでる。
そんな勉強の好循環を生むことが可能です。
勉強方法と勉強計画の立て方
効果的な勉強計画を立てるためには、自分に合った学習スタイルを見極めることが重要です。
勉強の方法だけではなく、カリキュラムの進行スピードや練習問題の難易度など、生徒一人ひとりにカスタマイズした勉強プランを作ることが大切です。
自分に合った自分専用の勉強スケジュールを作りましょう。
代々木個別指導学院では、自分専用のカリキュラム、自分専用の勉強ペース(スピード)など、オーダーメイドの学習を行うことができます。
自分専用だからこそ、できるようになるまで勉強して、成績アップに繋げることができます。
代々木個別指導学院で中学生の勉強のやる気は一気に引き出せる
代々木個別指導学院では、「わかったつもりで終わらせずに、できるまでやりとげる習慣をつける」ことにこだわりを持って徹底指導を行います。
できるまでやり遂げられるからこそ、勉強のやる気もどんどん高まっていきます。
中学生が勉強のやる気を出すためには、生徒一人ひとりに合った勉強スタイルを見つけ、「できる」を実感することが重要です。
代々木個別指導学院は生徒のやる気を引き出します。
厳選された自慢の講師陣が徹底指導いたします。
中学生のやる気を引き出したいという方は、まずはお気軽にご相談ください。
代々木個別指導学院は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に77校あります。
【注目!】中学生に人気の無料体験・資料請求のご予約はコチラから⇒
東京大学卒業後、小中高生向けの通信教育事業に携わり、その後、大手出版社にて数々の参考書や辞書に編集に携わる。現在は都心に住む小中高生向けの塾選びのアドバイザーとしても活躍中。
■経歴
1967年 6月 高知県生まれ
1986年 3月 土佐高等学校 卒業
1986年 4月 東京大学教養学部文科1類 入学
1988年 4月 東京大学法学部第3類(政治コース)進学
1992年 3月 東京大学法学部第3類(政治コース)卒業
1996年 2月 株式会社増進会出版社 入社/通信教育事業部、株式会社ゼット会出版 書籍編集部にて勤務
2005年 2月 増進会出版社 退社
2005年 3月 株式会社三省堂 入社/辞書出版部 外国語辞書編集室、学参・教材出版部にて勤務
2021年10月 三省堂 退社
■これまでに編集を担当した書籍
『速読速聴・英単語Core 1800 ver.2』松本茂, 藤咲多恵子, Robert L. Gaynor, Gail K. Oura著、松本茂監修(Z会出版)2003年
『速読速聴・英単語Advanced 1000 ver.2』松本茂, 藤咲多恵子, Robert L. Gaynor, 古瀬哲也著、松本茂監修(Z会出版)2004年
『ウィズダム英和辞典 第2版』井上永幸・赤野一郎 編(三省堂)2007年
『財務情報英和辞典』菊地義明 著(三省堂)2008年
『デイリーコンサイス英和辞典 第8版』三省堂編修所 編(三省堂)2009年
『デイリーコンサイス和英辞典 第7版』三省堂編修所 編(三省堂)2009年
『ビジネス時事英和辞典』菊地義明 著(三省堂)2010年
『ビジネス実務総合英和辞典』菊地義明 著(三省堂)2010年
『グランドセンチュリー和英辞典 第3版』小西友七 監修/岸野英治 編(三省堂)2011年
『新しい常用漢字と人名用漢字』安岡孝一 著(三省堂)2011年
『ウィズダム英和辞典 第3版』井上永幸・赤野一郎 編(三省堂)2013年
『ウィズダム和英辞典 第2版』小西友七 監修/岸野英治 編(三省堂)2013年
『英語反意語辞典』富井篤 編(三省堂)2014年
『デイリーコンサイス和英辞典 第8版』三省堂編修所 編(三省堂)2016年
『グランドセンチュリー和英辞典 第3版 新装版』小西友七 監修/岸野英治 編(三省堂)2017年
『ウィズダム和英辞典 第3版』岸野英治 編(三省堂)2019年
『読解力と表現力を高めるSDGs英語長文Core』竹下厚志 著(三省堂)2020年