集団塾に向かない中学生の生徒の特徴は?わかりやすく解説。
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小学生のうちは授業を聞いているだけで教科書の内容を理解できていたのに、中学生になると急に授業についていけなくなったと感じる生徒は少なくありません。
また、主要5教科のそれぞれで、小テストや定期テストに何度も挑まねばならず、とにかく丸暗記学習を進めてしまうという「無理な勉強方法」をやってしまう生徒も多いです。
中学生になってから成績が下降気味という生徒やご家族のなかには「このままの成績だと、志望校に合格できないのではないだろうか」、「定期テストの点数を上げないと、都立高校への内申点が足りない」と焦りを感じてしまう方もいらっしゃいます。
だからこそ、「有名な集団塾なら、受験に合格させるノウハウを持っているのではないか」、「この合格実績をもつ集団塾なら、自分も合格できるのではないか」と考え、集団塾への入学を検討されている方も多いのではないでしょうか。
しかし、集団塾の合格実績は一部の優秀な生徒によるものであり、実は「授業についてこられない下位層の生徒は放置状態」ということも珍しくありません。
集団塾はその特徴を正しく理解していれば成績がぐんと伸びる可能性もありますが、「集団塾に向かない生徒」が集団塾に通ったとしても、うまく成績アップに繋がらないケースもあります。
そこで今回は、集団塾に向かない生徒の特徴を5つご紹介しながら、学校の授業についていけないと感じている中学生にとって最適な塾の選び方をご紹介していきます。
集団塾への通塾を考えている保護者の方や、集団塾に通っているものの成績に変化がないと感じている中学生の方は、必見です。
目次
集団塾に向かない生徒の特徴とは
集団塾の特徴から導き出される、集団塾に向かない生徒の特徴をもう少し詳しく確認していきましょう。
以下のような特徴に当てはまる状況の場合、集団塾では成績が上がらず、志望校合格も遠ざかってしまうかもしれません。
①学校の授業ペースが速いと感じている生徒
中学生になると、学校の授業はカリキュラムに沿ってどんどんと進んでいきます。
わからない生徒の理解が追いつくまで待ってくれるということはありませんので、一人ひとりが予習と復習に取り組むことで、授業のペースに追いついていかざるをえないのです。
そして応用的な内容や受験問題の演習を重視する集団塾の場合、授業のスピードは学校よりもさらに速くなります。
具体的には中学校の3年間で学習する内容を中学3年生の夏休み前までには終わらせてしまうぐらいのペースになりますので、学校の授業以上に予習と復習を頑張らない限り、集団塾のペースについていくことはできません。
したがって、学校の授業ペースが自分に合っていると感じている生徒や、学校の授業に物足りなさを感じている生徒は、集団塾で成績を大幅にUPさせられる可能性がありますが、学校の授業の速度についていけていない生徒は、集団塾には向いていません。
まずは教科書の内容が確実に理解できるように、自分のペースで学習を進めていくことが大切になります。
②手を挙げて質問することに気おくれしてしまう生徒
学校のように集団授業で学習を進めていく集団塾では、わからない部分が出てきたときに挙手をして「先生、もう一度解説してください」と伝えなくてはいけません。
思春期を迎えている中学生の方のなかには「みんなの前で手を挙げて質問することは恥ずかしい」と感じてしまう方も多いですよね。
また休憩時間に質問しようと思ったとしても集団塾の講師は忙しく、次の授業に入ってしまってわからない単元が蓄積されてしまう、という悪循環に陥ってしまいます。
なかなか自主的に質問ができないという方の場合は、やはり個別指導を行っている塾のほうが講師に質問しやすい環境になります。
授業中は常に自分の担当講師が近くにいますし、手が止まっていたら講師側からも積極的に声をかけてもらえる点が、個別塾のメリットです。
わからない問題をその場で解説してもらえますので、理解できない単元を積み残すことなく次のステップに取り組むことでき、力が定着しやすいのは個別塾といえます。
③部活動や習い事を頑張りたい生徒
集団塾では授業のスケジュールが固定されており、一人ひとりの都合に合わせて通うことはできません。
また学年が上がるにつれて模試や確認テストの回数が増え、部活動や大切な習い事に打ち込む時間が少なくなってしまうというデメリットがあります。
部活動や習い事と勉強を両立したいのであれば、自分のスケジュールに合わせて学習プランを作成してもらうことのできる個別塾がおすすめです。
例えば代々木個別指導学院では総合学習アドバイザーが、生徒の学習状況やライフスタイル、そして保護者の方の考え等を徹底的にヒアリングしながら、目標を達成するためにぴったりの学習計画を作成いたします。
実際に通塾を始めた後も総合学習アドバイザーが定期的に保護者と連絡を取り合うことで、学習状況やライフスタイルなどについての相談やアドバイスを行い、成績UPや合格をサポートします。
「部活動の大会前の学習量を調整したい」「習い事の隙間時間に効率よく勉強を進めたい」と考えている方は、めんどうみのよい個別塾がおすすめです。
④自宅で復習する習慣のない生徒
中学生の勉強に限ったことではありませんが、学んだことを正しく理解して自分の知識として定着させるためには、何度も問題を解きなおすことが大切です。
どのような形で問題が出題されても確実に正解を導き出すためには反復学習が欠かせません。
ただし学校や集団塾は問題の解き方や知識を教えてくれる場所ではありますが、何度も繰り返し問題を解きなおしたり、以前の内容に戻って解法を解説してくれたりする時間はなかなかありません。
そのため学校や集団塾で得た知識を定着させるためには、自宅での復習や問題演習の繰り返しが欠かせないのです。
しかしながら大半の中学生は、自宅で自主的に学習する習慣が身についていません。
思わずスマホをだらだらと触り続けてしまったり、長時間にわたってゲームで遊んでしまったりする方がほとんどです。
また、いざ復習に取り掛かろうと思って問題を解いてみても「解き方を忘れてしまった」「どうしても正解にたどり着かない」と壁にぶつかってしまった際に、自宅では誰も勉強を教えてくれる人がいません。
せっかく学校や集団塾で学んだ知識を復習することなく忘れてしまうのであれば、学校や集団塾に費やした時間は無駄となってしまいます。
自宅で復習や問題演習をする習慣がない生徒の場合は、授業時間中に問題の解きなおしまで見守ってくれるスタイルの個別塾がおすすめです。
実際に代々木個別指導学院では、学校や集団塾、また他の個別塾などでは「宿題」として課される復習や問題演習を必ず授業時間のなかで行います。
指導を担当した講師自身の目で生徒が問題を解く様子を確認することによって、「苦手に感じているのはどの部分か」「知識が定着しきっていない箇所はどこなのか」を把握し、指導に役立てることができるからです。
代々木個別指導学院ではこの指導を「ワンランク上のめんどうみ」として、全校舎で徹底しています。
「わかった」「多分これで大丈夫」ではなく、「できる!」「絶対大丈夫!」にというレベルにまで知識を定着させるため、授業の時間内で復習を見守ることを大切にしているのです。
⑤主体的に勉強する方法がわからない生徒
学校の授業や集団塾の課題をこなすだけでは、トップの成績をとることはできません。
「いつもテストの点数が良い友達」や「志望校に合格した先輩たち」に共通しているのは、「自分の頭で、やるべきことを考える力」です。
予習復習をして授業を理解すること、出された課題を着実にこなすのはもちろんのこと、上位10%の成績をとることができていたり、志望校に合格していたりする方は「目標達成のためには何が足りないのか」について自分の力で考え、実際に行動に移しています。
代々木個別指導学院では総合学習アドバイザーと呼ばれる個別指導のプロフェッショナルが、一人ひとりの学習状況や勉強での困りごと、そして目標に合わせて丁寧な学習計画を作成します。
そして代々木個別指導学院のきめ細かい指導を受ける中で、徐々に一人ひとりの生徒が自分自身の力で「自分は今、なにをすべきなのか」を考えることができるようにサポートしてまいります。
激動の時代を生き抜くために必要な自主性と継続力を身につけたいと考えている方は、主体性を育む個別塾への通塾がおすすめです。
そもそも集団塾の学習方法は?
集団塾では、学校の授業と同じように10人〜30人の生徒に対して1人の講師が集団授業を行います。
同じ学年のなかでもレベル別のクラス分けを行っている集団塾もありますが、それぞれのクラス内で上位層に位置している生徒に合わせて授業が進みます。
集団塾では、クラス分けシステムや模試の成績による順位付けなどで生徒同士の闘争心を引きだす指導が特徴ですが、そもそもクラス内の上位層に位置していない生徒や授業の内容が全くわからない生徒、集団塾で使用する画一的な教材のレベルが合っていない生徒には、成績が上がるきっかけすらつかめないのです。
集団塾に向かない生徒は個別塾がおすすめ!
今回ご紹介した集団塾に向かない生徒の特徴は、以下の5つです。
- 中学校の授業スピードが早いと感じている生徒
- 手を挙げて質問することが苦手な生徒
- 部活動や習い事の時間を確保したい生徒
- 自宅で自主的に机に向かう習慣のない生徒
- 主体的に勉強する方法がわからない生徒
このような生徒の場合は、集団塾ではなく、一つひとつの学習ステップを丁寧に歩ませてくれる個別塾(個別指導塾)がおすすめです。
集団塾に向かないと悩む生徒に対して、代々木個別指導学院では、
- 一人ひとりのペースに合わせた学習計画
- いつでも講師に相談しやすい環境
- 忙しい生徒のスケジュールを考慮した学習プラン
- ワンランク上のめんどうみ
- 自主性と継続力の習得をサポートする体制
という5つの柱に基づいて、丁寧な学習指導を心がけています。
「集団塾か個別塾かで悩んでいる」、「本当に集団塾でやっていけるのか不安を感じている」、「集団塾に入っているけど全然成績が上がらない」という方は、ぜひ一度、代々木個別指導学院までご相談ください。
代々木個別指導学院は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に77校あります。