中学生は集団塾と個別指導塾の併用はおすすめ?成績アップできる塾の選び方
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中学生が利用できる塾としては、「集団塾」、「家庭教師」、そして「個別指導塾」と、大きく分けて3つの種類が存在します。
最も一般的に「塾」と呼ばれるスタイルのものが集団塾であり、学校の授業のように教師(先生)が複数の生徒に向けてスクール形式で授業を行っていきます。
また、家庭教師というのは、生徒の自宅に講師(先生)が訪問し、基本的には1対1での指導が行われます。
そして「個別指導塾」というのは、塾のように教室という空間があることに加え、家庭教師のような個別の指導が行われる形式の塾のことをいいます。
集団塾のように塾に通って刺激を受けることができるだけではなく、家庭教師のように個別にカスタマイズされた指導が受けられるというのが、個別指導塾の大きなメリットです。
そこで今回は、一般的な塾のスタイルである集団塾と個別指導塾のそれぞれの特徴を紹介しながら、「集団塾と個別指導塾を併用する」というおすすめの勉強方法をご紹介します。
「集団塾と個別指導塾を併用するのはどうなんだろう」という疑問にお答えしながら、個別指導塾選びのポイントも解説します。
- すでに集団塾に通っているけれどもなかなか成績が上がらない
- 集団塾に行っているけど難しくてついていけない
- 集団塾だけでは復習する時間がなくて困っている
などのお悩みを持つ方はぜひ参考にしてみてください。
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目次
集団塾の特徴
まずは集団塾の特徴から解説していきます。
集団塾は一般的な予備校(塾)スタイルの指導塾のことを指します。
塾や予備校というのは、成績アップや受験に特化した学習をすることができる教育サービスであり、講師や教師の指導方法やカリキュラムなどは、学校の勉強とは大きく異なります。
基本的には、学校よりもスピード感のある授業が行われ、より高度な問題を解くためのテクニックを身につけることができます。
一方、スピード感のある授業についていけない生徒や苦手単元のある生徒にとっては、「塾の授業は難しすぎてよくわからない」という状態になってしまいます。
【おススメ関連コラム】『診断方法』個別と集団どちらがいい?中学生の塾選びのポイント▶
個別指導塾の特徴とメリット
次に個別指導塾の特徴について解説します。
個別指導塾とは、集団塾のように生徒が一斉に授業を受けるようなスタイル(学校のようなスクール形式)ではなく、生徒一人ひとりに対して講師(教師)が付き添って学習を進めていく形式の学習塾です。
集団塾や学校の授業では、生徒一人ひとりの学習スピードに合わせて授業を行うことが難しいため、生徒によって理解度に大きな差が生まれてしまいます。
理解ができないまま先に進んでしまったり、「わかったつもり」で次の単元に移行することで、苦手や弱点が増えていきます。
個別指導塾であれば、個々の生徒に合わせたカリキュラムを作ることができるため、「できるようになるまで」じっくりと反復学習を行うことができます。
もちろん、どんどん先に進み、よりレベルの高い問題に挑戦したいという生徒にとっては、他の生徒を待つ必要はなく、自分のペースで学習を進めることが可能になります。
【個別指導塾のメリット】
- 生徒一人ひとりに合わせた柔軟な指導ができる
- 時間をかけて苦手を克服できる
- 勉強計画の作り方が学べる
生徒一人ひとりに合わせた柔軟な指導
個別指導塾では、生徒一人ひとりの学習スピードや得意・不得意に合わせた、個別の指導を受けることができます。
生徒の個々によって理解度や苦手科目が異なるので、一人ひとりに寄り添った指導を行うことができるのが個別指導の魅力です。
例えば、数学が苦手な生徒は、基礎を中心としたカリキュラムで数学の問題に慣れていき、徐々にステップアップするような勉強計画を作ることができ、英語が得意な生徒は、よりハイレベルな問題や新しい構文などに対応できるように学習を進めることが可能です。
このように、個別指導塾では、生徒それぞれに個別の対応ができるため、とても効率的で効果的な指導を行うことができます。
時間をかけて苦手を克服できる
個別指導では、ひとつの教科や単元、問題に対しても、生徒が完全に理解し、自信を持って解けるようになるまで時間をかけて取り組むことができます。
集団塾では、生徒ひとりのために授業を止めたりカリキュラムを変えることはできませんが、個別指導塾であれば、一人の生徒がわかるまで指導を繰り返すことも可能です。
特に、苦手科目や弱い単元などは、個別指導塾のような時間をかけて取り組むアプローチが効果的です。
勉強計画の作り方が学べる
個別指導塾では、生徒が講師(教師)と一緒にカリキュラムや勉強計画を作っていきます。
集団塾のように、すでに用意されているカリキュラムで授業が行われるわけではないため、「勉強計画の作り方」を学ぶことができます。
勉強スケジュールを作って計画的に勉強する方法を学ぶことができるため、自宅での学習や学校での勉強も効率的に進められるようになります。
【おススメ関連コラム】中学生や高校生は塾を変えるってアリ?転塾の注意点やポイントを解説▶
個別指導塾がおすすめな生徒とは?
ここからは、個別指導塾がおすすめな生徒のタイプをご紹介します。
基本的に、代々木個別指導学院のような、生徒一人ひとりのタイプに合わせた学習カリキュラムを作ることができる個別指導塾であれば、「どのような生徒」であってもおすすめできます。
特に、以下のような生徒であれば、「集団塾でのハイスピードな授業」との相性が良くない場合が多く、個別指導塾のメリットが大きくなると考えられます。
- 学校の授業についていくのが難しい生徒
- 特定の科目で伸び悩んでいる生徒
- 自分のペースで学習したい生徒
- 苦手科目を徹底的に勉強したい生徒 など
個別指導塾は、その特性上、生徒一人ひとりの希望にあった学習ができる、魅力的な学習塾です。
そのため、学校の授業についていくことが難しい生徒や、特定の科目(特定単元)のみを集中的に勉強したいという生徒におすすめです。
苦手科目や弱点単元を克服することで全体の点数を底上げし、得意科目を重点的に伸ばしていくことで、一気に成績アップを狙うことも可能です。
テストの点数をアップしたり、志望校合格への道を作っていくためには、学習プランや学習計画の作成が非常に重要です。
個別指導塾であれば、生徒にとってより良い学習スタイルを指導していくことが可能です。
また、代々木個別指導学院では、「自分で考える力」や「勉強のやり方・コツ」が身につくような指導を徹底しており、自分で考える力を身につけていただきます。
自分で考え、自分の力で問題を解いていくことで、実際のテストでも結果を出すことができるようになります。
集団塾に通っている中学生で個別指導塾を併用する事がおすすめな生徒は?
集団塾と個別指導塾それぞれの特徴をご紹介しました。
ここからは、「集団塾と個別指導塾の併用」について解説していきます。
すでに集団塾に通っている生徒の中で、以下のような悩みがある場合には個別指導塾の併用がおすすめです。
- 集団塾のスピードについていくのが難しい
- 苦手科目や成績が伸びない単元がある
- 特定の教科だけを集中的に教えてほしい
- わからない部分をゆっくり質問したい
- 勉強の方法や勉強計画の立て方を教えてほしい
- 家では勉強できないから自主勉強を見守ってほしい など
個別指導塾であれば、集団塾では解決できないような生徒の悩みを解消することができるため、すでに集団塾に通っている場合であっても、個別指導塾を併用することで、一気に成績をアップしていくことが可能です。
個別指導塾には集団塾にはない良さや強みがありますので、集団塾と個別指導塾のそれぞれの特徴を踏まえ、より効率的に学習を進められるようにしましょう。
特に、集団塾の進行スピードについていくのが難しいという生徒や、わからない部分や苦手な単元をそのままにしているという生徒は、個別指導塾での学習がおすすめです。
「集団塾に入っているけどなかなか成績が上がらない」という生徒こそ、個別指導塾でオーダーメイドな学習カリキュラムを受講してみてはいかがでしょうか。
代々木個別指導学院の個別指導の特徴
代々木個別指導学院のカリキュラムは、「完全に自分専用のオーダーメイド」です。
カリキュラム・科目・ペース・時間割など、ぜんぶ自由自在に作ることができるため、苦手科目を徹底的に学ぶもよし、得意科目をどんどん伸ばすもよし、集団塾でついていけない部分を「代々木個別指導学院でフォローする」ということも可能です。
リターン学習プランや先取り学習プランの他、「他塾の補習指導プラン」といった学習プランもご用意しておりますので、生徒一人ひとりに寄り添った指導を行うことができます。
また、「わかったつもりで終わらせない。できるまで反復学習する。」というのが代々木個別指導学院の強みです。
集団塾の授業はスピード感がある分、どうしても「わかったつもり」で先に進んでしまうことも少なくありません。
一人の生徒のためにカリキュラムが変更できるわけではないので、学習が遅れると一気に勉強がわからなくなる可能性もあります。
しかし、代々木個別指導学院であれば、できるまで反復学習し、できるようになってから次の単元に進むことができます。
だからこそ、今すでに集団塾に通っている生徒であっても、代々木個別指導学院の個別指導を併用することで、苦手科目や弱点を克服し、より成績アップを狙うことが可能になります。
代々木個別指導学院は、一般入試対策や定期テスト対策の他、学校や集団塾の補習としてご利用いただくことも可能です。
生徒一人ひとりに最適化された学習プログラムで、「ワンランク上のめんどうみ」を実現いたします。
代々木個別指導学院は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に77校あります。
東京大学卒業後、小中高生向けの通信教育事業に携わり、その後、大手出版社にて数々の参考書や辞書に編集に携わる。現在は都心に住む小中高生向けの塾選びのアドバイザーとしても活躍中。
■経歴
1967年 6月 高知県生まれ
1986年 3月 土佐高等学校 卒業
1986年 4月 東京大学教養学部文科1類 入学
1988年 4月 東京大学法学部第3類(政治コース)進学
1992年 3月 東京大学法学部第3類(政治コース)卒業
1996年 2月 株式会社増進会出版社 入社/通信教育事業部、株式会社ゼット会出版 書籍編集部にて勤務
2005年 2月 増進会出版社 退社
2005年 3月 株式会社三省堂 入社/辞書出版部 外国語辞書編集室、学参・教材出版部にて勤務
2021年10月 三省堂 退社
■これまでに編集を担当した書籍
『速読速聴・英単語Core 1800 ver.2』松本茂, 藤咲多恵子, Robert L. Gaynor, Gail K. Oura著、松本茂監修(Z会出版)2003年
『速読速聴・英単語Advanced 1000 ver.2』松本茂, 藤咲多恵子, Robert L. Gaynor, 古瀬哲也著、松本茂監修(Z会出版)2004年
『ウィズダム英和辞典 第2版』井上永幸・赤野一郎 編(三省堂)2007年
『財務情報英和辞典』菊地義明 著(三省堂)2008年
『デイリーコンサイス英和辞典 第8版』三省堂編修所 編(三省堂)2009年
『デイリーコンサイス和英辞典 第7版』三省堂編修所 編(三省堂)2009年
『ビジネス時事英和辞典』菊地義明 著(三省堂)2010年
『ビジネス実務総合英和辞典』菊地義明 著(三省堂)2010年
『グランドセンチュリー和英辞典 第3版』小西友七 監修/岸野英治 編(三省堂)2011年
『新しい常用漢字と人名用漢字』安岡孝一 著(三省堂)2011年
『ウィズダム英和辞典 第3版』井上永幸・赤野一郎 編(三省堂)2013年
『ウィズダム和英辞典 第2版』小西友七 監修/岸野英治 編(三省堂)2013年
『英語反意語辞典』富井篤 編(三省堂)2014年
『デイリーコンサイス和英辞典 第8版』三省堂編修所 編(三省堂)2016年
『グランドセンチュリー和英辞典 第3版 新装版』小西友七 監修/岸野英治 編(三省堂)2017年
『ウィズダム和英辞典 第3版』岸野英治 編(三省堂)2019年
『読解力と表現力を高めるSDGs英語長文Core』竹下厚志 著(三省堂)2020年