【高校生】失敗しない塾の選び方。大学受験を目指すならどこがいい?
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高校生の勉強のゴールとして、多くの生徒が最終目標に掲げるのが大学受験です。
近年では高校卒業後の進路として四年制大学への進学を希望する生徒が非常に多く、自分自身の興味や特性を活かすことのできる大学や学部を目指して、受験勉強や大学入学共通テスト対策を頑張っている生徒も非常に多いと思います。
高校生の勉強は中学までの勉強と比較して一気に専門性が高まり、これまでは自宅学習で対応することができていた生徒であっても、独学で学び続けることに難しさを感じるようになります。
また難易度が上がるだけでなく、志望する大学や学部によって大きく試験内容や出題傾向が違ってきますので、大学受験を目標に塾を選ぶ際は、確実に自分自身の成長へとつながる塾を選ぶ必要があります。
そこで今回は、高校生が塾を選ぶのであればどこがいいのか、高校生の塾の選び方をご紹介いたします。
塾選びに悩んでいる生徒や保護者様は、ぜひ参考にしてください。
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目次
塾の選び方①志望校と受験形式について方針を固めよう
先ほどご紹介した通り、大学受験は志望校や志望学部によって、受験に必要な科目や力が異なります。
また同じ大学の同じ学部を目指すなかでも、一般入試・推薦入試・大学入学共通テスト利用など、合格のための道筋は一つではありません。
まずは自分の学力と受験方法を踏まえて、自分にどんな勉強が必要なのかを今一度確認したうえで、塾を選ぶ必要があります。
例えば推薦入試に必要な小論文対策コースがある塾、あるいは内部進学対策のコースがある塾など、自分自身の受験方法に適した指導を受けられる塾を選ぶことが、まず最初のポイントです。
志望校がはっきりしない場合の塾の選び方
「現時点では行きたい大学が、定まっていない」
「自分が何を学びたいのか、まだ分からない」
将来の自分の進路を大きく左右する大学選びに迷ってしまうことは、当然です。
少なくとも大学に進学をする意思がある場合は、文系もしくは理系のいずれかで大学入学共通テストを受験する準備ができる塾を選びましょう。
塾の選び方②場所や時間・授業スタイルから候補を絞り込む
「部活の後で、塾に寄って勉強したい」
「自宅から自転車で通える範囲内で、塾を選びたい」
「平日の夕方ではなく、土日に集中して勉強したい」
高校生になると生徒一人ひとりのライフスタイルによって、通いやすい塾の場所や時間帯も異なります。
忙しい高校生の生活や自分自身のライフスタイルにあった塾を選ぶことが、無理なく通い続けるためには必要になってきます。
通塾にかかる時間や交通手段、また安全な経路で通塾できるのかなどを、保護者様と一度相談して決めておきましょう。
また学習塾といっても、集団塾や個別塾、オンラインを活用した塾など、様々な形態で運営されています。
自分自身は周囲と切磋琢磨しあうことで大きく成長するタイプなのか、自分自身のペースで苦手を解消したほうが成長するタイプなのかを見極め、自分にあった形式で授業を受けられる塾に通うことが、成績アップの近道です。
集団塾の特徴
集団塾はクラス内で競争意識が芽生え、高いレベルの講義を聞くことができるという特徴があります。
しかしあくまでも塾で勉強することの最終ゴールは、塾内で一位になることではなく、自分の希望する大学に入学することです。
塾内の競争で一喜一憂したり、ストレスを貯めこんでしまうのではなく、あくまで目標は受験の成功と自分自身の学力向上なので、自分を見失わないように気をつけましょう。
また集団塾の場合は高校の授業と同様に、カリキュラムに従ってハイペースで授業が進みます。
自宅での予習・復習を欠かすことができませんので、自分の力で学習ができるという生徒におすすめです。
【おススメ関連コラム】中学生や高校生は塾を変えるってアリ?転塾の注意点やポイントを解説▶
個別塾の特徴
個別塾は、基本的に講師1人に対して1〜4人の生徒で授業を受けます。
カリキュラムや学習速度が定められているわけではなく、各々が自分のペースで、自分にとって必要な単元の勉強に集中して取り組むことが可能です。
授業中は常に講師が自分のそばにいてくれるので、質問もしやすく、分からない問題をそのままにしておくということがありません。
しっかりと苦手を解消しながら、自分自身の目指す志望校合格のために必要な勉強だけに集中することができるため、非常に効率的に生徒一人ひとりにあったレベルで学習を進めることができます。
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オンライン塾の特徴
オンライン塾は、世界中のどこにいてもインターネット環境と端末さえ整っていれば授業を受けられるという特徴があります。
都心の人気校で教壇に立つ有名講師の授業などは、都心から離れた地方ではなかなか受講する機会がないということもあり、近年人気が高まっています。
ただしオンライン塾の場合は「自宅のようなリラックスできる環境であっても集中力を切らさずに授業を聞くことができるのか」、「分からない問題がでてきた時は、誰に質問をするのか」という問題が生じてきますので、事前に体験授業などを受講して、自分自身の学習スタイルに合致しているかどうかを確かめておく必要があります。
塾の選び方③進路を一緒に考えてくれる塾を探す
何度も繰り返しお伝えしているように、大学受験は生徒によって目指す大学や志望学部が異なり、受験方法も様々です。
そのため大学受験に合格するために必要な勉強内容は、生徒一人ひとり異なります。
自分自身がしっかりと受験に必要な勉強を把握・管理しておく必要があるのはもちろんのことですが、やはり塾の先生に「あの大学の一般入試を受けるのであれば、英語は長文読解に力を入れよう」、「大学入学共通テストに頻出の数学問題に挑戦してみよう」と、声をかけてもらえると嬉しく感じる生徒が多いです。
自分が目指す志望校やレベルに対してどのような学習が必要なのかを講師も把握し、一緒に挑戦してくれる塾であれば、大きく成長することができますので、自分の目指す目標を理解してサポートしてくれる塾を選ぶよう心がけてみてください。
塾の選び方④費用をしっかりと確認する
塾に通うならどこがいいかを考えるなかでも特に大切になってくるのが、費用の確認です。
大学受験は出願にもお金が必要になりますし、その後の入学手続き、学費となにかと出費が続きます。
塾に通う際には、塾の費用もしっかりと年単位で見通しておき、教材費や季節講習などの出費もしっかりと確認したうえで、通う塾を選定していく必要があります。
「安い」と「費用対効果」の違いを考える
費用面から塾を検討することは非常に大切ですが、料金が一番安い塾がもっとも安心な訳ではありません。
費用面を考慮して塾を選ぶ際には、授業の内容と費用を比べたうえで、本当に自分にとって費用対効果の高い塾を選択する必要があるからです。
例えば、数学が得意で英語が苦手なAさんの場合、5教科をまんべんなく1時間ずつ学ぶ集団塾よりも、個別塾で英語を3時間学習するほうが、費用対効果として得られるものは大きくなると考えられます。
また、推薦制度を活用して大学受験を目指しているBさんの場合は、費用の安い集団塾で大学入学共通テスト対策の集団授業を受けるよりも、個別塾で小論文指導と学校の定期テスト対策授業を履修する方が、より推薦試験に有利な内申点に近づくことができます。
表示されている金額を安易に受け止めて「安いからこちらの塾にしよう」というような選び方をするのではなく、自分自身に必要な学習を適正な料金で受講できるかを判断の基準にしてください。
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塾の選び方⑤メンタル面のサポート
大学受験に挑戦する過程では、「志望校に受からなかったらどうしよう」、「自分だけ勉強量が足りていないのではないか」など、不安を感じ、思い悩んでしまうことが多々あります。
友人や家族に相談しづらい悩みを相談したいと思ったときに、自分の学習状況を理解してくれている塾の講師は頼りがいのある存在です。
いざという時に相談しやすい雰囲気、悩んでいるときには相談に乗ってくれる雰囲気のある学習塾を選んでおくと、受験期の相談相手として、またメンタル面のサポーターとして、心強い味方になってくれること間違いなしです。
実際に代々木個別指導学院では、直接的な指導を担当する講師に加えて、個別指導のプロである総合学習アドバイザーが、生徒一人ひとりの学習状況をしっかりと把握し、合格につながるカリキュラムを作成します。
勉強の進捗具合や苦手科目の動向なども講師一人が管理するのではなく、総合学習アドバイザーが先頭に立って、一人ひとりを「認める・ほめる・励ます」指導を徹底することで、メンタル面をサポートし、生徒の成績向上につなげていきます。
講師任せで学習管理やメンタル面のサポートを行うのではなく、塾全体で生徒をサポートしていくのが代々木個別指導学院の特徴です。
高校生の塾はどこがいい?塾選び方に迷ったら代々木個別指導学院まで!
大学受験を目指す高校生が「新しく塾に通い始めるのなら、どこがいいのだろう」と思い悩んだときの参考になるよう、学習塾選びのポイントについてご紹介させていただきました。
生徒一人ひとりによって成績が伸びやすい塾や、費用の負担が少ない塾などがありますが、「どこがいいかな?」と悩んでいる方は、ぜひ代々木個別指導学院までお問い合わせください。
無料の学習体験と入会カウンセリングのなかで、現在の状況と偏差値、得意科目や苦手科目などの現状などを伺い、合格までの道筋となる完全オーダーメイドの学習計画を作成させていただくことが可能です。
もちろん入会後も総合学習アドバイザーが手厚いフォロー体制をサポートしてまいりますので、自分に足りない力を代々木個別指導学院で養って、志望校合格を一緒に目指していきましょう。
代々木個別指導学院は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に77校あります。
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東京大学卒業後、小中高生向けの通信教育事業に携わり、その後、大手出版社にて数々の参考書や辞書に編集に携わる。現在は都心に住む小中高生向けの塾選びのアドバイザーとしても活躍中。
■経歴
1967年 6月 高知県生まれ
1986年 3月 土佐高等学校 卒業
1986年 4月 東京大学教養学部文科1類 入学
1988年 4月 東京大学法学部第3類(政治コース)進学
1992年 3月 東京大学法学部第3類(政治コース)卒業
1996年 2月 株式会社増進会出版社 入社/通信教育事業部、株式会社ゼット会出版 書籍編集部にて勤務
2005年 2月 増進会出版社 退社
2005年 3月 株式会社三省堂 入社/辞書出版部 外国語辞書編集室、学参・教材出版部にて勤務
2021年10月 三省堂 退社
■これまでに編集を担当した書籍
『速読速聴・英単語Core 1800 ver.2』松本茂, 藤咲多恵子, Robert L. Gaynor, Gail K. Oura著、松本茂監修(Z会出版)2003年
『速読速聴・英単語Advanced 1000 ver.2』松本茂, 藤咲多恵子, Robert L. Gaynor, 古瀬哲也著、松本茂監修(Z会出版)2004年
『ウィズダム英和辞典 第2版』井上永幸・赤野一郎 編(三省堂)2007年
『財務情報英和辞典』菊地義明 著(三省堂)2008年
『デイリーコンサイス英和辞典 第8版』三省堂編修所 編(三省堂)2009年
『デイリーコンサイス和英辞典 第7版』三省堂編修所 編(三省堂)2009年
『ビジネス時事英和辞典』菊地義明 著(三省堂)2010年
『ビジネス実務総合英和辞典』菊地義明 著(三省堂)2010年
『グランドセンチュリー和英辞典 第3版』小西友七 監修/岸野英治 編(三省堂)2011年
『新しい常用漢字と人名用漢字』安岡孝一 著(三省堂)2011年
『ウィズダム英和辞典 第3版』井上永幸・赤野一郎 編(三省堂)2013年
『ウィズダム和英辞典 第2版』小西友七 監修/岸野英治 編(三省堂)2013年
『英語反意語辞典』富井篤 編(三省堂)2014年
『デイリーコンサイス和英辞典 第8版』三省堂編修所 編(三省堂)2016年
『グランドセンチュリー和英辞典 第3版 新装版』小西友七 監修/岸野英治 編(三省堂)2017年
『ウィズダム和英辞典 第3版』岸野英治 編(三省堂)2019年
『読解力と表現力を高めるSDGs英語長文Core』竹下厚志 著(三省堂)2020年