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2021年1月から大学入学共通テストがスタートしました。
小学生の生徒にとってはまだまだ先のことかもしれませんが、実は、小学生6年生で4割弱の生徒が塾に通っているというデータも報告されています。
「まだまだ我が子の大学受験なんて先のこと」と感じている小学生の保護者様であっても、子育てや学習機会のなかで、自分で考える力や思考を言葉で表現する力、そして物事を最後までやりとげる力を養う教育を意識することが必要になってきます。
そこで今回は、実際に小学生が塾に通う割合と、小学生が塾に通う際に注意しておきたいポイントについてご紹介いたします。
小学生の塾通いにお悩みの保護者様は、是非最後までご確認ください。
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小学生が塾に通う割合
文部科学省が2008年に発表した調査結果によると、小学生が学習塾に通う割合は以下のようになっています。
小1……15.9%
小2……19.3%
小3……21.4%
小4……26.2%
小5……33.3%
小6……37.8%
小4・小5で通塾率が大きく増加している理由は、中学受験を検討している生徒による入塾が多いことが影響しているといえます。
また、学年が上がるごとに学習の難易度が上がっていくこと、中学入学を見据えた準備が必要になることから、最終的には小学生の2.7人に1人が塾に通う傾向にあることがわかります。
【参照】子どもの学校外での学習活動に関する実態調査報告(文部科学省)
実際に小学生が塾に通う割合は、生徒が置かれている状態や中学受験への考え方で大きく異なります。
公立小に通い、中学受験を考えていない場合
公立小に通い、中学受験を考えている場合
私立小もしくは国立小に通っている場合
具体的には上記の3パターンで小学生が塾に通う割合は変わりますので、確認していきましょう。
公立小に通い、中学受験を考えていない小学生の塾選び
公立小に通い、中学受験を考えていない生徒が塾に通う割合が増える理由は、以下の2つが大きなきっかけとなります。
- 学校の授業で分からないポイントがある
- 中学入学後の準備をしておきたい
学校の授業についていけない小学生
学校の授業についていけないというのは、塾に通う十分な理由になります。
特に、算数でかけ算がはじまる小2、理科・社会・英語の学習が始まる小3は、小学生が学習につまずきやすいタイミングです。
小2・小3以降も、学習の難易度や速度は、学年が上がるにつれてどんどんと加速していき、一度わからない単元や分野にぶつかってしまうと、雪だるま式に分からない問題が増え続けていくことになります。
そのため、「確認テストの点数が3回以上続いて芳しくない」、「授業プリントの正答率が悪い」というような場合には、一度保護者様が学習の理解度を確認してみましょう。
理解が曖昧な部分があるという場合は、できるだけ早く苦手を克服することが重要です。
学校の授業についていけない小学生におすすめの塾
学校の授業内容が理解できていない小学生の場合、画一的なカリキュラムに基づいて授業が進む集団塾では、なかなか勉強がわかるようにはなりません。
むしろ学校の授業以上にわからない部分が増えてしまい、勉強に対して苦手意識を抱いてしまったり、勉強が嫌いになる可能性すらあります。
そのため、学校の授業についていけない小学生の場合、生徒一人ひとりの苦手に応じてカリキュラムを調整できる個別塾で、「わからない」を「できる」に変えていく学習がおすすめです。
【おススメ関連コラム】小学生に「おすすめ」の塾を専門家が解説
中学入学後に向けて勉強を始めたい小学生
中学生になると、算数が数学になりより専門的な内容を学ぶことになるほか、主要教科としての英語学習が本格化し、理科と社会の専門的な学習が始まります。
そのため、小6になると、中学進学を見据えて塾に通う小学生の割合が増え始めます。
中学校に進学後は、長時間の授業や部活動、また新しい友人との人間関係の構築などで、勉強にまで手が回らないという生徒もたくさんいます。
時間に余裕のある小学生のうちから、少しずつ勉強を始めておくと安心です。
中学準備を始めたい小学生におすすめの塾
中学校に入ってからの主要五教科(英語・国語・数学・理科・社会)は、生徒一人ひとりによって得意・不得意がかなりはっきり分かれます。
そのため、「英語は中2レベルの内容まで理解しているが、数学は小学校の内容から怪しい」、「初めて学ぶ英語を重点的に勉強したい」など、生徒によって学ぶスピードが変わってきます。
だからこそ、リターン学習や先取り学習を取り入れた個別塾で学ぶことがおすすめです。
個別塾であれば、効率的に得意を伸ばしながら苦手を作らない学習が可能になりますので、自分のペースにピッタリ合わせて学べる環境を選んでいきましょう。
また、個別塾は集団塾のように授業時間が固定されている訳ではありませんので、中学入学後も忙しい部活動や習い事のスケジュールとの調整がしやすいというメリットもあります。
公立小に通い、中学受験を考えている小学生
大手の集団塾では、中学受験を考えている小学生に向けて、小3の2月から新小4のカリキュラムを開始し、3年間の受験準備がはじまります。
集団塾ではこれまでの在籍生のデータを分析することで、効率よく受験勉強を進めるカリキュラムを作成し、3年間指導します。
そのため、大手集団塾の場合、カリキュラム途中(小3の2月以降)に通塾を始めると、勉強で取り残されてしまう可能性があります。
中学受験対策であっても、生徒の個性や性格に合わせた塾選びが重要となります。
中学受験を目指す小学生におすすめの塾
中学受験を成功させるためには、生徒一人ひとりの異なる志望校に向けて、効率的に、そして無理をしないペースで学習を進める必要があります。
そこでおすすめなのが、個別塾への通塾です。
個別塾であれば、集団塾のように異常に速い速度で授業が進むこともなく、自分に合った速度でありながらも、確実に自身の志望校合格に必要な学力を定着させることができます。
また、大量の課題や毎週のように実施されるクラス分けテストによって、ネガティブな気持ちになってしまったり、勉強に対して負の感情をいだいてしまったりするという、集団塾のデメリットを感じることがないのも、個別塾の嬉しいポイントです。
私立小もしくは国立小に通っている小学生
私立あるいは国立の小学校に通っている場合は、地域の小学校と使っている教科書や授業の速度が大きく異なります。
そのため、市販の教材や通信教育等では学校の授業内容をカバーすることができず、なかなか学校のなかで成績が上がりにくいという悩みを抱えているため、塾に通う割合は公立小学校と比較しても、決して少なくありません。
特に、付属校のある私立小や国立小の場合は中学・高校まで一貫校の場合ですと、内部進学を見据えた上での成績対策は必須になってきます。
また内部進学を希望しない場合や、付属校のない私立小・国立小の場合は、学校の独特な授業対策を行いつつ、中学受験の準備を行う必要が出てきます。
いずれにせよ、学校外で対策すべき学習内容がかなりイレギュラーとなりますので、塾に通う前に必ず状況を説明しましょう。
私立もしくは国立の小学校に通う小学生におすすめの塾
私立小・国立小に通う小学生の場合は、先述の通り勉強の内容が公立小の生徒とは大きく異なるため、公立小と同じカリキュラムで授業が進む集団塾では、成績を伸ばすことが難しい場合があります。
学校オリジナルの教材や、地域では使われていない教科書などの内容も含めて、オーダーメイドで学習計画を立案し、丁寧に指導してくれる個別塾のなかから、通塾先を選びましょう。
【小学生の塾選び】まずは代々木個別指導学院までご相談ください!
小学生が塾に通う割合は年々増加傾向にあります。
しかし、「塾に行けばすぐに成績が上がる」とはならないのが、小学生です。
年齢的にも、まだまだ多角的な視野や長期的な計画力を身につけていない小学生の学習は、保護者様はもちろんのこと、生徒の一歩一歩に並走しながら的確なアドバイスをくれる塾を選ぶことが大切になってきます。
講師が一方的に教えるようなスタイルの授業では、生徒の個性や良さを伸ばしていくことは難しく、生徒自身のモチベーション(やる気)を高めることもできません。
学習習慣を身につけ、「自分で考える力」や「やりとげる力」を習得するための環境としては、個別塾が最適です。
特に、個別指導のプロである総合学習アドバイザーが在籍する代々木個別指導学院では、生徒一人ひとりの生徒が抱える学習の悩みや困りごと、現在の学習習慣などを考慮して、キミ専用カリキュラムを作成して、勉強をサポートしていきます。
入塾後も講師と総合学習アドバイザーが生徒の学習に寄り添いながら、成長のお手伝いをいたします。
塾選びにお困りの小学生や保護者様は、まずはお気軽に代々木個別指導学院までご相談ください。
代々木個別指導学院は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に85校あります。