【高校受験】受験生に必要な勉強時間はどのくらい?理想と目標の勉強時間を解説
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今回は、受験生に必要な勉強時間はどのくらいなのか、理想とされる勉強時間と現実的に目標とするべき勉強時間について解説します。
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目次
高校受験に必要な勉強時間は?
高校受験のための受験勉強は、中学3年生の夏休みから本格的に取り組む人が多いですが、それまでの勉強時間や勉強習慣も大切なのは言うまでもありません。
まずは、理想と言われる勉強時間を学年別でみてみましょう。
- 中学1年生:1時間半~2時間
- 中学2年生:平日2時間、休日4時間
- 中学3年生:平日2時間半~3時間、休日5時間以上
上記はあくまでも理想の勉強時間であり、学校や塾で推奨されることの多い数値です。
しかし、実際にこれだけの勉強時間を確保できる生徒は多くはありません。
理想の勉強時間を確保できる生徒は、どんどん頑張って勉強を進めていただきたいですが、時間を見ただけで「こんなに毎日勉強できない!」とやる気がなくなりあきらめてしまう生徒が多いことも事実です。しかしそれほど心配することはありません。
中学1年生の勉強時間の目標
中学1年生が目標とするべき勉強時間は、毎日1時間程度です。
理想の勉強時間は上記で述べたように1時間半から2時間ですが、中学生になってすぐにそれだけの勉強時間を確保するのは難しい場合が多く、「小学生までは宿題しかしなかった」「机に向かう習慣がない」という生徒も多いです。
中学1年生でいちばん重要なことは、勉強時間の長さよりも勉強する習慣を身につけることです。
勉強する習慣がない人が、受験生になったからといっていきなり長時間勉強するのは難しいです。
勉強する習慣があれば、勉強時間を増やしていくのはそこまで難しくはないでしょう。
まずは、勉強する習慣を身につけることを目標に、宿題と復習で1時間程度勉強できるとよいでしょう。
中学1年生では復習に力を入れ、基礎を固めていくことが大切です。
中学1年生の基礎でつまずいてしまうと、2年生・3年生とわからないことが雪だるま式に増えてしまいますので、中学1年生の基礎固めは重要です。
中学2年生の勉強時間の目標
中学2年生が目標とするべき勉強時間は、1年生で毎日1時間程度の勉強習慣が身についているのであればそれを継続していき、加えて休日の勉強時間を増やせるとよいでしょう。
中学2年生は中学校生活にも慣れ、部活動や委員会でも活躍が期待され、学校行事にも力を入れたい時かと思います。
そのため、勉強より優先したいことも多く、勉強時間の確保が難しくなります。
毎日1時間の勉強を継続、そして休日に勉強時間を増やせれば、中学2年生としては合格ラインといえます。
また、休日や部活動が休みになる定期試験前などに長時間勉強する場合は、自分に合った勉強スタイルを見つけておくことをおすすめします。
たとえば、「自分がいちばん集中できる時間帯をみつける」「○分勉強して○分休憩すると集中力が持続できる」「声に出すと記憶に残りやすい」などです。自分に合った勉強スタイルが見つかると、無理なく継続できるようになります。
中学1年生と同様に、まずは宿題と復習を中心に1時間程度を目標として、勉強する習慣を身につけていきましょう。
また、中学1年生の勉強でつまずいてしまっている場合は、1年生の勉強をやり直す時間も十分にあります。
焦らずに復習に取り組んでいきましょう。
中学3年生の勉強時間の目標
中学3年生が目標とするべき勉強時間は、時期や長期休暇により異なります。
1学期
中学3年生はいよいよ受験生となり、勉強時間を増やそうと意気込んでいる生徒が多いです。
しかし、夏頃までは部活動もあり、3年生になったからといっていきなり受験勉強だけに専念できるわけではありません。
理想は平日は2時間程度、休日は5時間以上だと言われていますが、燃え尽きてしまわないように勉強時間を増やしていくことをおすすめします。
夏休み
夏休みから本格的に受験勉強に取り組む人が多いです。理想は5時間以上、8時間は勉強するべきとも言われます。
また、夏休みは目標設定や勉強計画が大切です。
自分の現状を把握して、苦手の克服に力を入れるのか、復習に力を入れて基礎を固めるのか、どんどん難しい問題に取り組んでレベルアップしていくのか、しっかり目標に合った計画を立てましょう。
2学期
2学期からは毎日2時間、できれば3時間は勉強できるとよいでしょう。
この時期は志望校を絞り込んだり、模擬試験の結果に一喜一憂したり、ストレスが溜まりやすい時期です。
勉強の進み具合でご褒美を用意したり、外出や運動で気分転換したりして、勉強に集中できる工夫をしましょう。
冬休み
冬休みは短いですが、まとまった勉強時間が確保できる最後のチャンスです。
5時間を目標として、受験勉強に励みましょう。
しかし、年末年始で気が緩んでしまったり、受験が近づき焦ってしまったりして思うように勉強が捗らないこともあります。
また、体調を崩しやすい時期です。
勉強スケジュールは余裕を持って立てて、うまく気分転換をしてストレスを発散して、たんたんと勉強を進めることが大切です。
年明けから受験本番まで
年明けから本番までは平日3時間、休日5時間を目標と言われていますが、何よりも体調管理が最優先です。
体調を崩して本番で実力を発揮できなくては悔やんでも悔やみきれません。
生活リズムを整えて睡眠時間を確保し、万全な状態で本番を迎えてください。
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受験勉強の進め方や勉強時間の確保で悩んだら?
どうやって勉強したらいいのかわからなかったり、勉強時間を確保できなかったりして悩んでいる場合には、ぜひ代々木個別指導学院にご相談ください。
上記で説明してきた目標の勉強時間は、塾での勉強時間と合わせれば十分確保することが可能です。
塾では学ぶ環境が整っていますし、勉強方法や計画の立て方の相談ができます。
なかなか自宅での勉強習慣が身についていない場合は塾での勉強時間を確保し、勉強方法などを相談することで、自宅での勉強習慣も身についていきます。
個別指導塾が向いている生徒は?
- 苦手科目を克服したい、基礎から学びたい
- 集団だと緊張してしまう、授業中に質問がなかなかできない
- 学校の授業や塾のカリキュラムのスピードにはついていけない
このような特徴にあてはまる生徒は、個別指導塾が向いています。
性格でいうと「マイペース」「控えめ」「ひとりのほうが集中できる」といった特徴があります。
集団塾のようなハイスピードの授業についていくことが難しい場合、逆に勉強が嫌いになってしまうケースも多いです。
また、学校の授業が理解できずどんどん苦手科目が増えてしまっている生徒の場合、個別指導塾で一気に成績を上げることが可能です。
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個別指導塾なら「代々木個別指導学院」
代々木個別指導学院では、一人ひとりの目的や目標に合わせたオーダーメイドのカリキュラムで勉強を進められます。
自分のペースで勉強を進められ、苦手や得意、科目、単元ごとにペースが選べます。
また「わかったつもり」では終わらせず、できるまで反復学習することが可能です。
集団塾はどんどん授業が進んでいくため、わかったつもりになりがちです。
しかし「わかること」と「できること」はまったく違います。
できるようになるまで反復することが重要です。
代々木個別指導学院では、「総合学習アドバイザー」が在籍しており、生徒一人ひとりをサポートしています。
講師と総合学習アドバイザーは定期的に学力アップ対策会議を行い、カリキュラムだけではなく家庭学習の進め方や勉強方法などもベストな方法を指導し、志望校合格へ導きます。
中学生にとって高校受験は、人生を左右する可能性がある非常に大きなイベントのひとつです。
高校受験を成功に導くためには、現在の勉強方法そのものを見直し、「できるようになるための勉強」をする必要があります。
なかなか勉強習慣が身につかないという生徒やその保護者様は、まずはお気軽に代々木個別指導学院までご相談ください。
自分に合った勉強時間・勉強方法で高校受験を成功させよう
本記事では、理想とされる勉強時間と現実的に目標とするべき勉強時間について解説しました。
しっかりと勉強時間を確保するためには、理想的な環境づくりも必須になります。
勉強方法や勉強時間、勉強環境の確保にお悩みの場合には、塾を活用するのもおすすめです。
特に、代々木個別指導学院であれば、生徒一人ひとりに合わせたカリキュラムによって、生徒の自発的なやる気を引き出すことができます。
無理やりやらされる勉強とは異なりますので、どんどん成績を上げていくことができます。
受験生の中学3年生は、平日は2時間半~3時間、休日は5時間以上の勉強時間を確保できることが理想です。
しかし、中学3年生になったからといって、すぐに勉強時間を増やすことは難しいため、徐々に増やしていくように努力しましょう。
1学期から2学期は、平日は1~2時間から始めて2~3時間できるようになるとよいでしょう。
休日は3時間以上確保したいところです。
集中して勉強に取り組みたい夏休みは毎日3~5時間、最後の追い込みの冬休みは5時間は確保できるとよいでしょう。
年明けから本番までは、勉強時間も大切ですが、体調を崩さず本番で持てる力をすべて発揮することがなにより大切です。
自分に合った睡眠時間を確保し、栄養のある食事をとり、ストレスをためないことも大切です。
ぜひ本記事を参考に、自分に合った勉強時間や勉強方法で悔いの残らないように勉強をして、高校受験を成功させてください。
代々木個別指導学院は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に77校あります。
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東京大学卒業後、小中高生向けの通信教育事業に携わり、その後、大手出版社にて数々の参考書や辞書に編集に携わる。現在は都心に住む小中高生向けの塾選びのアドバイザーとしても活躍中。
■経歴
1967年 6月 高知県生まれ
1986年 3月 土佐高等学校 卒業
1986年 4月 東京大学教養学部文科1類 入学
1988年 4月 東京大学法学部第3類(政治コース)進学
1992年 3月 東京大学法学部第3類(政治コース)卒業
1996年 2月 株式会社増進会出版社 入社/通信教育事業部、株式会社ゼット会出版 書籍編集部にて勤務
2005年 2月 増進会出版社 退社
2005年 3月 株式会社三省堂 入社/辞書出版部 外国語辞書編集室、学参・教材出版部にて勤務
2021年10月 三省堂 退社
■これまでに編集を担当した書籍
『速読速聴・英単語Core 1800 ver.2』松本茂, 藤咲多恵子, Robert L. Gaynor, Gail K. Oura著、松本茂監修(Z会出版)2003年
『速読速聴・英単語Advanced 1000 ver.2』松本茂, 藤咲多恵子, Robert L. Gaynor, 古瀬哲也著、松本茂監修(Z会出版)2004年
『ウィズダム英和辞典 第2版』井上永幸・赤野一郎 編(三省堂)2007年
『財務情報英和辞典』菊地義明 著(三省堂)2008年
『デイリーコンサイス英和辞典 第8版』三省堂編修所 編(三省堂)2009年
『デイリーコンサイス和英辞典 第7版』三省堂編修所 編(三省堂)2009年
『ビジネス時事英和辞典』菊地義明 著(三省堂)2010年
『ビジネス実務総合英和辞典』菊地義明 著(三省堂)2010年
『グランドセンチュリー和英辞典 第3版』小西友七 監修/岸野英治 編(三省堂)2011年
『新しい常用漢字と人名用漢字』安岡孝一 著(三省堂)2011年
『ウィズダム英和辞典 第3版』井上永幸・赤野一郎 編(三省堂)2013年
『ウィズダム和英辞典 第2版』小西友七 監修/岸野英治 編(三省堂)2013年
『英語反意語辞典』富井篤 編(三省堂)2014年
『デイリーコンサイス和英辞典 第8版』三省堂編修所 編(三省堂)2016年
『グランドセンチュリー和英辞典 第3版 新装版』小西友七 監修/岸野英治 編(三省堂)2017年
『ウィズダム和英辞典 第3版』岸野英治 編(三省堂)2019年
『読解力と表現力を高めるSDGs英語長文Core』竹下厚志 著(三省堂)2020年