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目次
「うちの子はぜんぜん勉強しない」
「どうすれば勉強してくれるんだろう」
このようなお悩みを抱えている中学生の保護者様はたくさんいらっしゃいます。
しかし、勉強しない理由とその解決策を知っておけば、子どもが勉強できるようなアプローチ方法がわかります。
そこで今回は、なぜ中学生が勉強しないのか、その理由と解決策を解説します。
「中学生の子どもに勉強できるようになってほしい」と思っている保護者の方は、ぜひ最後までご覧ください。
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中学生が勉強しない考えられる5つの理由
中学生になると小学生とは大きく環境が変わり、さまざまな理由で勉強をしなくなります。
中学生が勉強しない代表的な理由を紹介します。
1.部活動で疲れている
中学校は部活動をしなければならない学校がほとんどで、平日の授業後や土日も部活動に明け暮れています。
部活動は、身体的にはもちろん、上下関係もあり精神的にも疲れるものです。
そのため、家に帰ってから勉強せず、スマホを触ったり、横になったりと、ゆっくり過ごすことが多くなってしまいがちです。
部活動の取り組み内容は、中学校や時代、顧問によってさまざまですし、保護者の方が部活動のすべてを把握することは難しいです。
お子さんが勉強しないからといって、決して「自分の頃は…」と比べないようにしましょう。
2.勉強よりも友達との交流を優先している
中学生になると新しい人間関係が形成されますので、勉強よりも友達との交流を優先することがあります。
友達と仲良くなりたい気持ちや、仲間外れにされたくないという気持ちもあるでしょう。
また、スマホを持つ世代ですので、以前よりも友達とのコミュニケーションが頻繁にできるようになっています。
勉強をしていても、通知が来たらすぐスマホを開いて返信していると、なかなか勉強には集中できません。
3.反抗期に入った
反抗期に入るタイミングは人によって異なりますが、中学生になると反抗期に入ることが多いです。
保護者の方がお子さんに話しかけると、冷たかったり声を荒げたりといった態度をとることがあるかもしれません。
親が強く「勉強しなさい」と言うことで、余計に勉強しなくなってしまうケースもあります。
塾を活用するなど、親以外の大人が声をかけられる環境づくりも重要です。
4.勉強の内容がわからない
中学生の学習は小学生に比べて難易度が上がるため、勉強がわからなくなることがあります。
わからない内容をそのままにしておくと、勉強が難しくなっていきます。
そしてテストで点数が取れなくなり、勉強への意欲がどんどん減っていきます。
わからない内容はそのままにしておかず、わからないところに一旦戻り、解決することが大切です。
解決するのは早ければ早いほどよく、そのままにしておく期間が長いほど、勉強が大変になります。
5.勉強する理由がわからない
そもそも勉強する理由がわからないと、意欲が湧きませんから、なかなか勉強に取り組めません。
勉強する理由は、親のためではなくお子さん自身のためですが、親の関わり方によっては、「親のために勉強している」と感じてしまう場合があります。
例えば、小学生の頃、勉強すれば親に認められる(褒められる)といった経験をやりがいとしていた子どもの場合、中学校で大きく環境が変わり、勉強以外で認められる(褒められる)経験を得られれば、親の声かけ以外にやりがいを見いだせるようになります。
そのようになると、勉強だけでやりがいを見いだせていた子どもは、勉強をやらなくなる可能性があります。
そのため、勉強する理由をお子さんが理解すること、そして勉強した先の将来を明確にすることが重要です。
【おススメ関連コラム】『診断方法』個別と集団どちらがいい?中学生の塾選びのポイント
勉強しない中学生を放置するのは危険
勉強しないからといって、親が何もせずお子さんを放置するのは危険です。
勉強できる機会を奪うことにも繋がってしまいますので、必要なサポートをしていくことが重要です。
放置するとさらに勉強をしなくなる
勉強しない中学生を放置すると、勉強しない習慣がつきます。
子どもが勉強に対して嫌なイメージを抱いていると「勉強は大変」「勉強は面倒」と思い、勉強をするハードルが高くなっていきます。
そして勉強をする理由よりも、勉強できない理由をつくってしまいがちです。
勉強しない期間が長くなるほど、後から勉強しようと思った時には遅れを取り戻すのが難しくなります。
孤独を感じてしまう
「勉強するように言ってもダメだ」と保護者の方が感じ、お子さんとの関わりが少なくなると、子どもは「親に放っておかれている」と感じるようになります。
それがちょうどいい距離感であればよいのですが、お子さんが家庭で孤独を感じてしまうと、家で過ごしづらくなり、保護者の方への反抗を助長することもあります。
保護者の方は、子どもと一切関わらないといった極端な選択をとるのではなく、「子どもが負担にならない程度のコミュニケーション」をとることが必要です。
本人の夢が遠のく
勉強しない中学生を放置すると、本人の夢がどんどん遠のいてしまいます。
まだ中学生ですので、具体的な将来像はまだないかもしれません。
しかし、勉強することによって、将来の選択肢が増えることは紛れもない事実です。
今のうちから勉強しておくと、今後やりたいことを見つけた時に柔軟に対応しやすくなります。
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勉強しない中学生が勉強するには?
ここまで中学生が勉強しない理由と、放置する危険を紹介しましたが、勉強するようになるには保護者の方がどのように関わるかが大切です。
ここからは、保護者の方がどのように関わったらよいのかを紹介します。
なぜ勉強するのか一緒に考える
保護者の方は、お子さんと一緒に「なぜ勉強するのか」を考える機会を持ちましょう。
言葉にしないと、子どもの勉強に対する意識はわからないものです。
またお子さん自身が、勉強する理由を考えられるきっかけにもなります。
保護者の方は、「なぜ勉強してほしいと思うのか」、その気持ちを伝えましょう。
お子さん自身が、「勉強は親のためでない」と気づくと、前に進めるようになるかもしれません。
そしてこの機会に、スマホとの付き合い方や、1日にどれくらい勉強するのかも考えられるとよいです。
声かけは「しなさい」よりも「やった?」
勉強に関する声かけは、「勉強しなさい」よりも「勉強やった?」のほうがよいです。
命令口調は反抗期の中学生にとっては嫌なものです。
また質問する形のほうが、子どもの気持ちを落ち着かせやすく、無視せずに答えやすいメリットもあります。
ただし何度も「勉強やった?」と聞くと、子どもがしつこいと感じますので、聞きすぎないように注意しましょう。
環境を整える
勉強に取り組むには、部屋を整理整頓し環境を整えることが大切です。
散らかった部屋ですと、散らかったものに気をとられてしまい、勉強を始めづらかったり、勉強をしても集中が続かなかったりします。
かといって、子ども部屋の掃除を保護者の方がするのは、お子さんが嫌がることもあるかと思います。
子どもとのコミュニケーションを充実させて、良い環境づくりを一緒に考えてみましょう。
また、リビングやキッチンなど、家族共用の場所を整理整頓するだけでも、勉強に集中しやすい環境になります。
保護者も何かに取り組む
保護者の方が何かに取り組む姿勢を子どもに見せることで、子どもは勉強を頑張ろうと思えるようになります。
反対に、保護者の方がリビングでくつろいでいる姿だけを子どもに見せていると、子どももそのようになるものです。
保護者の方が取り組む内容は、仕事でも趣味でも何でもかまいません。
目標をもって取り組んでいる姿をお子さんに見せられるようにしましょう。
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代々木個別指導学院の個別指導を活用する
代々木個別指導学院の個別指導を活用していただくことで、勉強しなかった中学生が勉強できるようになります。
代々木個別指導学院であれば、「わかった」が「できる」に変わるまで勉強をサポートしますので、「わかったつもり」で終わらせず、実際に成績をアップさせることができます。
保護者の方は、家を過ごしやすい空間にしたり、お子さんを気にかけたりといった、保護者の方にしかできない役割があります。
「子どもが勉強しない」というお悩みがある方は、まずはお気軽に代々木個別指導学院までご相談ください。
塾で「勉強しない」から「勉強できる」へ変わる
中学生が勉強しない理由は、部活や友人関係、反抗期、勉強がわからないなど、さまざま要因が絡み合っています。
だからといって、勉強しない子どもを放置しておくことは、子どもから勉強できる機会を奪ってしまうことになります。
勉強できる機会をつくることは、お子さん自身の将来のために、とてもとても大切なことです。
代々木個別指導学院に学習をお任せいただければ、お子さんが自発的に勉強できるようになります。
勉強に前向きに取り組み、「勉強しない中学生」から「勉強できる中学生」へと変化していきましょう。
代々木個別指導学院は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に85校あります。
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