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目次
「一生懸命勉強しているのに、なかなか成績が上がらない…」と感じたことはありませんか?
こんな悩みの原因は、「勉強スケジュールと勉強計画」が上手に作れていないからかもしれません。
そこで今回は、成績をグッと引き上げる、勉強スケジュールと勉強計画の立て方について、詳しく解説します。
- 勉強計画の立て方が分からない
- 勉強したいけど何から始めればいいかわからない
- 勉強の仕方が分からない
こんな悩みがある方は、ぜひ最後までご覧ください。
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勉強スケジュール(勉強計画)って何?
勉強スケジュール(勉強計画)とは、勉強を効果的かつ効率的に進めるために設定する、勉強の計画のことをいいます。
これは、勉強スケジュールや勉強計画と呼ばれており、この2つはほとんど同じ意味で使用されます。
勉強スケジュールには、日々の勉強内容や勉強の時間配分、目標設定などが含まれており、このスケジュール(計画)どおり勉強していくことが重要となります。
勉強スケジュールに含まれている内容
- 何を目標にするか(目標設定)
- なにを学ぶか(勉強内容)
- いつ学ぶか(勉強時間と時間配分)
何を目標にするか(目標設定)
勉強計画を立てるためには、目標設定がとても重要です。
目標設定とは、「何を目標にするのか」ということです。
この目標は、より具体的なものにしておくことがポイントです。
また、「志望校合格」のような大きな目標(最終的な目標)と、「期末テストで5教科350点」のような、より小さい目標を作っておくことも大切です。
小さい目標をクリアしていった先に、大きな目標が待っているというイメージです。
まずはこの目標をはっきりさせることがとても重要です。
なんとなく勉強をするのではなく、「なんのための勉強なのか」ということを意識することで、勉強効率を高めることができます。
何を学ぶか(勉強内容)
目標が設定できたら、その目標を達成するために、具体的にどの教科や単元をどの順番で学ぶかを計画していきます。
例えば、数学の一定の範囲をこの週に終わらせる、英語の文法を次の週にマスターするといった具体的な内容を決めていきます。
「期末テストで5教科350点」という目標を達成するためには、期末テストの出題範囲をしっかりと意識して学ぶ必要がありますよね。
漠然と教科書や参考書を前から開いていくのではなく、「何を学ぶか」を意識して勉強していくことがとても重要です。
いつ学ぶか(時間配分)
勉強計画はスケジュールなので、「時間やタイミング」をきっちり決めておくことがポイントです。
具体的には、いつ、どの教科(単元)を勉強するのか、1日の勉強時間はどれくらいにするかなどを計画していきます。
時間配分を決める時には、休憩時間も含めてスケジュールに組み込むことがコツです。
集中力を維持しながら勉強を進めるためには、適切な休憩が欠かせません。
勉強時間でスケジュール帳をいっぱいにするのではなく、ある程度余裕をもって、休憩時間も確保しながら勉強計画を立てましょう。
勉強スケジュールや勉強計画が重要な3つの理由
ここまでで、「勉強スケジュールとはなにか?」ということを紹介しました。
ここからは、勉強スケジュールや勉強計画が重要な3つの理由について説明していきます。
勉強スケジュールを作ることが重要な理由には以下のようなものがあります。
- 効率的な勉強ができる
- モチベーションの維持
- 時間を無駄にしない
時間を無駄にせず、効率的な勉強をするだけではなく、勉強のモチベーション(やる気)を維持できるのが、勉強スケジュールの大きなポイントです。
ひとつひとつの項目について詳しくみていきましょう。
効率的な勉強ができる
勉強スケジュールや計画を立てることで、限られた時間を最も効果的に利用することができます。
部活動などでも、「次の大会までに〇〇を強化する」のように、具体的な目標を決めて、それに向かって練習をしていると思います。
勉強も同じです。
計画を立てずに勉強を始めると、何から手を付ければ良いのか分からなかったり、好きな科目ばかりに時間を費やしてしまったり、気がついたら同じ単元を何度も勉強していたり、勉強の効率が低下してしまうことがよくあります。
しかし、計画を立てることで、目標を達成するために必要な勉強内容を知ることができ、必要な教科や単元をバランス良く勉強することができます。
「志望校合格」のように、目標が大きくて遠い(試験まで時間がある)ほど、何をやったらいいか分からなくなってしまいます。
そんな時にも勉強スケジュールがあることで、迷ってしまうことなく、コツコツと勉強を進めることができます。
モチベーションの維持
勉強スケジュールや計画があることで、達成すべき目標が明確になり、学習に対するモチベーションが維持しやすくなります。
モチベーションというのは「やる気」のようなものであり、いかに勉強のモチベーションを維持し続けていくかがとても重要になります。
例えば、毎日19時から勉強をしようと決めていたとしても、3日間は勉強できても4日目からできなくなるということがよくあります。
これを三日坊主と言ったりしますが、三日坊主になる原因の多くはモチベーション不足です。
「今度こそやるぞ」と思った時に勉強のやる気は高まりますが、1日、2日と経過すると、そのやる気は徐々になくなっていきます。
だからこそ、目標を達成するためには、勉強のやる気を維持し続けるということがとても重要なのです。
そこで効果的なのが勉強スケジュールです。
計画に沿って勉強を進めていくことで、小さな成功体験を積み重ねることができ、これがさらなる学習のモチベーションに繋がります。
また、計画を達成したときには達成感を感じることができるため、勉強をすればするほどモチベーションが高まっていきます。
このように、勉強スケジュールには、モチベーションを維持する効果があります。
時間を無駄にしない
勉強スケジュールや計画を立てることで、無駄な時間を削減し、効率的に学習をすすめていくことができます。
計画を立てずに勉強を始めると、ついついダラダラと時間を過ごしてしまったり、集中力が切れてしまったりすることがあります。
また、「次のテストまでまだ2週間もあるから」と、なかなか勉強を開始できないといった問題もあります。
しかし、勉強計画を立てることで、限られた時間の中で集中して勉強することができ、時間を無駄にすることなく学習を進めることができます。
- 〇〇までに数学のこの単元をやる
- 20時からは社会の暗記を徹底的にやる
- 水曜日は英語と国語に時間を使う
など
時間を無駄にせず、計画通り勉強することが成績アップのポイントです。
このように、勉強スケジュールや勉強計画を立てることは、効率的で効果的な学習を実現する上で非常に重要です。
計画的に学習を進めることで、成績をアップさせ、志望校合格やテストの点数アップに繋げることが可能です。
勉強スケジュールと勉強計画作成のポイント
それでは、いよいよ勉強スケジュールと勉強計画を作成する方法について、詳しく説明していきます。
勉強スケジュールを立てる際の参考にしてみてください。
勉強計画を立てる時には、手書きのスケジュール帳などがおすすめです。
タブレットやスマホなどのスケジュール機能やアプリを使うこともできますが、スケジュール以外のアプリも多く、どうしても気が散ってしまうため、できるだけアナログな方法を選択していくのがコツです。
スマホのスケジュールでも集中できるという方は問題ありません。
目標を細かく設定しよう
大きなゴールを達成するためには、それを小さな目標に分け、一つひとつクリアしていくことが重要です。
「志望校合格」や「成績アップ」という大きな目標だけを設定するのではなく、「数学は毎回80点以上取れるようになる」、「英単語を毎週50個覚える」といった、より具体的な目標を設定することがポイントです。
さらに、英単語を毎週50個覚えるために、月曜日から金曜日までに1日10個の単語を覚え、土曜日と日曜日に50個復習するといったような計画を立てていくのがおすすめです。
勉強計画にそって勉強しよう
勉強計画を立てたら、あとはスケジュールに従ってコツコツと勉強を進めていくだけです。
勉強をしている時に、「今日はやりたくないな」とか、「この教科はやりたくないな」ということも出てくると思いますが、できる限り自分が作った計画どおりに進めていくことがポイントです。
自分の感情に任せて勉強していては計画を立てた意味がなくなってしまうので、できるだけ計画を実行にうつしていくことが大切です。
計画を見直して調整しよう
勉強が計画通りに進まない時には、無理にその計画に固執するのではなく、計画を見直し、必要に応じてスケジュールを調整しましょう。
あまりにハードな勉強計画を立てた場合には続けられないこともありますので、無理なく続けられるように計画を調整していくことも重要です。
また、計画を立てるときには、休憩時間の確保や「予備日」を作っておくといった対策をするのがおすすめです。
予備日というのは、勉強がスケジュールどおり進まなくなってしまった時のために、スケジュールを調整できるような日のことをいいます。
予定や計画をいっぱいに埋めてしまうのではなく、ある程度余裕を持たせて計画を作り、見直していきましょう。
勉強スケジュールと勉強計画を立てて成績アップを実現しましょう
今回は、勉強スケジュールと勉強計画をうまく活用して、成績アップを目指すための方法を紹介しました。
勉強スケジュールに沿って計画的に学習することで、勉強のやる気を維持しながら効率よく学習を進められるため、成績アップが期待できます。
ぜひ、今日から勉強スケジュールと勉強計画を作成し、成績アップを目指し、志望校合格を実現しましょう。
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